高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

クロアチア料理

ハイ、先日はクロアチア料理の専門店、「ドブロ」に出向いたもののまさかの臨時休業、とのことでクロアチア料理を食べ損なった私だが、「それじゃ、自分で作ってみようではないかっ!」と、んな感じで昨夜、初のクロアチア料理に挑戦してみた。

 

とはいえクロアチア料理のレシピ本なんて、日本では見たこともない。思えば現地で本屋さんみたいな場所を何度か覗いたはずだが、レシピ本を探そうとは考えもしなかった。少しもったいないことをした。

 

だが、今の時代ネットで検索すればたいていのことは調べられる。

 

クロアチア料理 レシピ」と…

 

うん、出てきた出てきた。

 

で、私が参考にしたのはコチラ。

 

https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/recipe/world/europe_croatia.html

 

旭化成さんのレシピページ。途中、旭化成さんで扱っているアルミホイルやジップロックなどの紹介が入ってくるけど、それらはすべて無視(スミマセン)。実際、使わなくても出来ちまうもんは使わない。

 

とりあえず、最初は簡単なサラダから。というか、今回のレシピはみんな簡単。ありがたいことだ。洗ったベビーリーフを器に敷いて、その上に、味を染み込ませたタコを乗せてオシマイ! 簡単すぎ…。

 

で、次の、というかタコに味を染み込ませている間に取りかかったのは、チェヴァプチチ。これ、私たちはクロアチアの隣国、ボスニアヘルツェゴビナのレストランで食べたが、まぁ、あのへん一帯、共通する食文化も多い。そもそもこれ、おおざっぱにいっちまえば、ラム肉が入ったちょっとカタチの違うハンバーグ、みたいなもの。要は捏ねて丸めて焼く。以上。

 

さて、しかしここで問題だ。ラム肉なんて、近所のスーパーじゃ売ってない。

ということで、スパイスで誤魔化す。クミン、ガラムマサラコリアンダー、カルダモン、シナモン、チリパウダー、パプリカパウダー、ターメリッククローブ…持ってる香辛料全部入れ!

 

あ、とりあえず挽き肉は豚と牛(少し)のカタマりをフードプロセッサーで粗挽きにして、そいつを捏ねくりまわした。

 

 

サテサテ、このまま旭化成さんのページだけを参照していくと次はリゾットになるわけだが、実はもうひと品、作りたいものがある。シュトゥルクリ。クロアチアの首都、ザグレブで食べたパイのような料理。

 

コチラは、別のサイトに載っていたレシピを参照。

 

LaLaLa Recipe ラララレシピ: ★シュトゥルクリの作り方レシピ

 

 

まぁ、どちらもそうなのだが、基本的に私はレシピは参照程度にしか利用しない。作り方は「なんとなくこんな感じ」という程度で作る。そんなわけで、パイ生地を広げて中の具材を包み込んだら、そのまま耐熱皿に入れてオーブンへ。これでコヤツは終わり。

 

 

最後はリゾット。レシピだとレンジを使うのだが、私はどちらかと言うと、リゾットはフライパンの方が簡単、との印象がある。そんなわけでフライパンに米と水を入れて着火。ブイヨン、牛乳、生クリーム、芽キャベツ、なんて売ってなかったから代わりのアスパラガス、そしてベーコン…徐々に水分が不足してきたんで、ちょっと牛乳を追加。で、アルデンテになったところで火を止める。出来上がり!


f:id:takatakakenn:20190618232441j:image

 

はい、久々にケータイで写真を撮っちまった。うすぐらくてスミマセン。ケータイでの撮影、苦手…。

 

 

実際に作ってみた印象としては、やっぱりクロアチア料理、というよりはイタリアンに近いかな。チェヴァプチチは辛うじて異国感があるけど、早い話がケバブみたいなもんで、トルコ料理の影響もあるのね、みたいな印象。ま、とりあえず全部美味しかったからオーケー。

 

はい、昨夜はこんな感じの晩ごはんでした。いつもより奮発しちまったが、外で食べたらこの3倍は必要だからね。安上がりって言えば安上がり。奥さまと、「これ、どこどこで食べたよね」とか話ながらの食事は楽しかった。うん、メデタシメデタシ。