レザンファン･ギャテ - 高北謙一郎の「物語の種」

レザンファン･ギャテ。テリーヌの名店だ。

以前にもご紹介したが、私はここのパンプディングを「とっておき」としている。

先日も購入したが、相変わらず素晴らしく美味い。

が、今回はこれに加えて、もうひと品、購入してみた。

意外なほど小さい…。

野菜のテリーヌ、田舎風テリーヌ、フォアグラとイチヂクのテリーヌ、そして豚肉のリエット…フツーに書いているが、私も届いてみるまでイマイチどんなものかよく分からなかった。しかし、これにパンプディングがあれば、その日の夕食は何も作る必要はないなと、そんなふうに考えていた。

あまかった。

箱を開けておどろいた。ものすごく小さい。奧さまとふたりで食べるとなると、ちょっと心もとないほどに。

結果としては、豚肉のリエットはパンにつけて食べる感じだったので、パンをたくさん食べてそれなりにオナカいっぱいにはなった。

とはいえ、今回はワイン愛好家セットだ。

このサイズ感でスパークリング、白、赤を飲み干すのは不可能と言っていい。ちなみに、私たちは3種類すべてハーフボトルで用意したが、それでもワインより先にテリーヌが不足した。もう少し、ボリュームアップしていただけるとありがたいのだが…。

味の方は、野菜のテリーヌはちょっとビミョーだったものの、その他はなかなか美味しかった。

レザンファンギャテは、いまだ実店舗に行ったことがなく、私と奧さまの中では「抜群に美味しいお店のはず」、との思いが強い。

その勝手な期待値の高さに負けないのだから、やはりそれ相応に素晴らしいのだと思う。

それにしても、色々な種類がネットから購入可能だと知った。

お店に出向くまでもない？

いやいや、出来れば実店舗にも１度は伺ってみたいものである。