高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

チョコのテイスティング

さすがに結婚している身なので、バレンタインにチョコをもらえないという悪夢からは解放されている。世の中ではまだまだそんな悲劇に苛まれている方々が大勢いらっしゃると思うが、希望は捨てないでほしい。大丈夫、私だって結婚できたんだから。

 

 

…なんの書き出しなんだ、これ?

 

にんげん、歳をとればそんなものに左右されなくなる、というかそんな行事があったことすら忘れてしまう、というのが本当のところかもしれない。そもそもバレンタインもホワイトデーも、チョコレート業界の陰謀によって成り立っているだけなんだから。

 

 

…だから、なにを書いているんだ、私は?

 

 

自分がチョコレートをもらった数のピークは小学校の4年生であり、その後は減るいっぽうだったことに怨みがあるのか? 

それとも、放課後に呼び出しをされた挙げ句、その女の子から「これ、○○君に渡して」と言われたことを根にもっているのか?

それとも、せっかく本命らしきチョコをもらったのに、喜んで周りに自慢しまくったら、中に「みんなにはナイショね」と書かれていたことの衝撃がまだ忘れられないのか?

 

 

…怒濤の勢いだな。まさかバレンタインのネタでこれほど筆がすすむとは思わなかった。

 

 

何はともあれ、今年も無事、奥さまからいただきました。本当にありがたいことである。

 

ところで、今年のチョコはちょっとした趣向が凝らしてあった。ひとつひとつの原産国が違っていて、それを食べ比べてみよう、という狙い。キチンとそれぞれの特徴とかが書いてあることにも驚いたが、推奨温度やらチェイサーの水の必要性やら、四等分にカットしてその断面を観賞しようとか薫りを楽しもうとか…いやはやチョコレート、奥が深い。

 

どうしても、普段はパクパク食べてしまってあっという間に無くなってしまうのだが、今年はコレのおかげでひとつひとつ楽しむことができた。もちろん書いてあるとおりに味が分かる、なんてことはないが、それなりに区別はついてホッとしてもいる。

 

 

ロッテ ガーナミルク 50g×10箱

ロッテ ガーナミルク 50g×10箱

 

 

当然、自慢しているわけではない。

バレンタインの悪夢から解放された後に待っている現実を書き記すことで、今も世界中で苦しむ男性たちの夢となり希望となることを願っているのである。男性諸君よ、我々は仲間である。

 

…だから、なんのハナシなんだ、これ?

 

けっきょく最終的にはまったくまとまりを欠いた文章になった。よくあることだ。

 

何はともあれ奥さまに感謝を。

 

今年もどうもありがとう!