高北謙一郎の「物語の種」

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トルタ・カプレーゼ その2

昨日、先日こちらのブログで話題にしたトルタ・カプレーゼを焼いてみた。

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トルタ・カプレーゼ  photo by takakita

思ったより簡単にできた。

まぁ、この手の焼き菓子とかを作ったことがなかったので、チョコレートとかバターを溶かす時間というのがどれくらいかかるものなのかまったく見当もつかなかったので、そこいらへんの時間的なロスはあったものの、けっきょく1時間もかからずオーブンに放り込むことができた。

 

それより苦労したのは、そのあとに写真を撮ってみたことの方だ。

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トルタ・カプレーゼ  photo by takakita

料理の写真というものを、あまり撮ったことがない。巷で話題のインスタグラムというものをやっていないし、そもそも食べるために作ったモノを時間を掛けて撮影する、という概念がない。

しかし、今回はケーキそのものを冷ます時間もあり、しかも食べるのは夜と分かっていたので、せっかくだから撮影に挑戦してみた。

よく言われるように、料理の写真を撮るなら日中、太陽光で撮影した方がいい。電球だと、どうしてもその色味を拾ってしまう。

敢えてその色味も利用して外の光とミックスしてみたりもしたが、けっきょくフツ―に撮る方が無難だと思えた。

それより、専門で料理の写真を撮っていらっしゃる方々の苦労が少し分かったのだが、ちょっとした角度や見せ方、そして些細な写り込みを排除していくこと…ホント、画面全体に対する気配りがタイヘン。

料理人の方は、それを毎回のように注意しながら提供するのだから、ご苦労さまですとしか言いようがない。

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トルタ・カプレーゼ  photo by takakita

 

仕上げに粉砂糖をまぶしたのだが、ちょっとしたことでケーキではなく器やテーブルの方にはみ出してしまった。それらもしっかり写り込んでいる。こういったの、本当はNGだよなぁ、なんて思いつつ、まぁ別に個人的なモノだからいいや、ということでそのままにしているが、ちょっとベンキョーになった撮影であった。

 

あ、ちなみに味は想像よりも遥かに美味しかった。

奥さまにも評判だったし、また作ってみようと思う。

 

そうそう、ついでのついでではあるが、今日は週に一度、noteの方に掌編を投稿する日だ。以前に書いた作品の中で、ちょうどトルタ・カプレーゼっぽい雰囲気のある作品があったので乗せておいた。トルタ・カプレーゼっぽいとはなんぞや? と訊かれても分からないが、なんだろう…そんな感じがしたのだ。

よろしければ、そちらもどうぞご堪能あれ。

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