高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

本日の1枚

さて、すっかり不動産撮影は私のドライブタイムと化してしまったのだが、特に楽しみにしているのが、「今日の1枚」を持参して音楽に耳を傾けることである。

 

撮影・・・ちゃんとしておりますよ、はい。

 

 

 

なんとまぁ古めかしいアルバムを・・・

 

2002年のアルバム、ウォルター・ラングチャップリンソングブックだ。

 

さっき調べてみたら、彼はまだフツーに活動しているのね。

今年で60歳になるはずだ。いやはや、コワくてお顔は拝見していない。

 

今も昔も、ジャズの、特にヨーロッパのミュージシャンが日本に紹介される時、その風貌はなんだかんだで売り上げを左右すると信じられていた。

そう、いわゆる「貴公子」的なピアニストなんてもう、ちょっとウンザリするほどもてはやされた。リリカルなピアノで軽やかに紡がれるピアノ・・・あぁ、気持ち悪い!

 

正直、そんな売り方したら正当なジャズファンは離れてしまう。しかも、ジャズファンなんてそのほとんどが「正当」なひとたちばかりだ。

一部、女性ヴォーカル等ではルックス重視のファンもいないではないけど・・・

 

そんなわけで、当時から私にとってはヨーロッパの見目麗しいピアニストのアルバムに手を出すのは躊躇われた。

が、それでも手を出さざるを得なかったのは、このアルバムが喜劇王チャップリンのソングブックだったから。

『ジャズ』という括りの中での『チャップリン』・・・かの有名な「smile」なら山ほど出回っているが、アルバム1枚まるまるチャップリンの曲で固めるなんてことはなかなか珍しい。というか私は他に知らない。

そんなわけで、当時から超貴重盤になっていた中古のアルバムを購入したのだ。

なんとまぁ、たぶんずっとTSUTAYAか何かでレンタルされていたかのような中古盤。

「7泊8日OK!」とか、フツーにシールが貼ってあった。

 

と、そんなアルバムを持参してのドライブでございました。

穏やかすぎて運転中すこし眠たくなりかけたが、ベースとドラムがズンズンいうぐらいのヴォリュームにしたら快適だった。

 

そんな感じ。

今日も安全運転で帰宅いたしました。

 

それでは皆さま、お疲れさまでした!