テテ・モントリュー
さて、ときどき書きたくなる音楽ネタ。
今日の主役はついに登場、テテ・モントリュー。スペインの盲目のピアニストにして、私がもっとも好きなジャズミュージシャン。
なんというかね、音がカッコいい!
ピアノの音がカッコいいもなにも、みんな同じじゃん? なんて思うかもしれないが、そんなことはない。ピアノそれぞれに音の違いがあるように、ピアニストの音もそれぞれに違う。まぁ、私の耳はそこまで鋭くないんで、すべての違いを把握できるわけではないが。
とはいえ、そんな私でも違いが分かるピアニスト、それがテテ・モントリューだ。
音数も多め。しかも、陽気な曲でもどこか神経質。シリアスではないが羽目を外しきれない感じ、とても共感。
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代表作というと、こんなところだろうか?
あ、2枚目は別に代表作じゃないか。
このテテ・モントリュー、実はスペインでもっともリーダーアルバムを作成したミュージシャンでもある。ちょっとうろ覚え過ぎて明記してしまっていいものか分からないのだが、たしか70数枚だったかな? それぐらい。たぶん。
日本国内ではそれほど有名なかたではない。盲目であること、そしてスペインはカタルーニャ地方に暮らす者の誇り(?)からか、あまり国外に出ることがなかったのも、知名度が上がりきらなかった原因かもしれない。よって日本の国内盤も、おそらく全アルバムの半分も扱っていないだろう。そんな中で40数枚は持ってるよ、といえば、私が彼の大ファンであることは分かっていただけると思う。
音数の多いピアニストだけに、ソロでのアルバムも多い。上のシリーズとか、4部作だ。
https://itunes.apple.com/jp/album/it-never-entered-my-mind/890561579?i=890561635&uo=4&at=1000IQ8p
とはいえ、ただ弾きまくるわけでもない。vol.2だったか、「it never entered my mind」
かつてのマイルス・バンドの名演、というかレッド・ガーランドのピアノとまったく同じイントロから入る演奏がスバラシイ。
あぁ、また欲しくなってきた。アルバム、探してみようかなぁ。