フィルムシュミレーション
さて、今さらというか、たまにしか書かないのでいちおう書き込んでおくが、私は富士フィルムユーザーである。いつの間にか古いモデルになってしまったが、X-T2というカメラ2台でお仕事をしている。
富士フィルムのカメラといえば、フィルムシュミレーションという機能が人気だ。
フィルムメーカーである富士フィルムが、かつてのフィルムの色合いをデジタルのカメラで再現しようじゃないか、という極めて真っ当な機能なのだが、個人的には色の再現性うんぬんよりも、それを使った時の色味そのものが気に入っている。
とはいえ、カメラに搭載されているフィルムシュミレーションは20種類にも満たない。
まだまだ良いフィルムは沢山あるわけで、ちょっともったいないよね、とは思っていた。
はい、そんなわけで今日は富士フィルムのX Weeklyというアプリを使っての撮影。
こちら、どこのどなたが作っているアプリなのかは知らないが、海外の、たぶんすごくマニアックな方が作っている。と思う。調べてないので知らないけど。
で、このアプリのマニアックなところは、100種類前後のフィルムの色彩を再現するための設定数値が『レシピ』として記載されているところだ。
正直、フィルムなんて私も子どもの頃に少し触った程度だから「このフィルムが最高なんだよ!」とかの好みはないのだが、アプリにはサンプルカットも載っているので、パッと見て気に入った設定を真似するのもアリだと思う。
今日は、たまたま都内スタジオでの撮影が入っていたので試してみた。気に入らなかったらサッサと元の設定に戻そうかと思ったのだが、撮ったカットを見てそのまま撮影した。
…いつものように、お客さんの写真なのでここでお見せできないのだが、来週は数件モデルさんに撮影をお願いしているので、その時にでもご紹介できればと思う。
とりあえず、たまに雰囲気を変えて撮影するのは面白い。今後とも、色々と試してみたいと思う。
そんな感じ。
それでは皆さま、お疲れさまでした!