高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

スタジオ開設計画

さて、実は今、私個人ではなく某企業さまとの提携で新規フォトスタジオの開設計画を進めている。

詳細はお伝え出来ないのだが、いろいろと今、イメージを膨らませている。

 

むかしむかしCADトレースの資格を取ったのだが、今さらになって利用することになろうとは。

当時は単純に「密室殺人の現場図面が描きたい」とか、よくわからない動機で取得したが、いやはやこんなところで役に立つとはね。

 

当然のことながら、企業側にはイメージするカラーや雰囲気がある。

私だけで勝手に作るのとはわけが違う。

わけが違うのだが、「すべてお任せ」となっているところが逆にコワイ。

確かに最初にイメージカラーと「こんな感じ」という画像は見せてもらったが、規模とか予算とか、まだ何も知らない。

 

進めていいのかな…

 

なんて思いつつも、妄想だけは膨らませている。

 

 

フォトスタジオを拠点に撮影をするなら、複数のパターンは撮れた方がいい。私の松戸スタジオみたいに白で統一してしまえば別に幾らでもアレンジがきくから問題ないが、個性の強いカラーを主体とした場合、ひとつの空間だと「いつも同じ」感じにしか撮れない。

 

かといって、都内の狭いスタジオみたいに壁4面をそれぞれ違うテイストにすると、それはそれで安っぽい。

 

私のイメージは、長方形の長い箱を4等分する感じ。それをまず、半分に区切る。

半分は、メインとなるスタジオ「A」とする。こちらは企業側のイメージカラーを壁面に大きく使い、家具などのインテリア類で配色のバランスを取る。

もう片方、スタジオ「B」は、さらに半分に分割する。

ひとつは背景紙とストロボを設置した、いわゆるフォトスタジオ的なスペース。

もうひとつは、部屋そのものはモノトーンでシンプルに仕上げ、ちょっとした小物などの雑貨類を企業側のイメージカラーで統一させる。

 

さらに可能ならば、「A」と「B」2つの空間を仕切る壁に窓をつけたい。この窓によって2つの空間を同時に活用することもできる。

たとえば「A」の方から窓越しに「B」のスタジオを撮影する、とかだ。窓を少し開けて窓枠とかを前ボケに入れるとかも良いだろう。

 

 

広さとしてはおよそ40平米もあれば充分だが、ここから先は企業側の予算によって変わってくる。

 

よって、現段階では理想論でしかない。

 

さて、どうなることやら…

 

 

ちょっとね、来年はそんなスタジオ開設バナシがいくつかあって、私は私のスタジオを所有している意味があるのだろうか、というぐらい全国いろいろと回ることになりそうだ。

 

まぁ、それはそれで楽しみではある。

 

 

それでは皆さま、お疲れさまでした!