高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

夜の大冒険、の最初の方

 

さて、昨日は昼前に大宮の『りすの家』で栗鼠たちとたわむれていたのだが、夕方すぎ、ふたたびチャリンコに乗って河川敷に。

 

もはやすっかり馴染みの場所となった荒川けんぽグラウンド付近の土手の上だ。

 

前回、夕方に訪れた時は夜からのお仕事もあってなかなかゆったり撮影することができなかった。その後、天候やらスケジュールやら、なかなかタイミングが合わなかったので、昨日は無理やりにでも出かけてやろうじゃないか、と…

 

 

夕方以降の河川敷は、小さな羽虫の楽園だった。

 

河川敷の手前で広大な田園地帯を進むことになるのだが、ほぼずっと羽虫のなかを突き進んでいる感じだった。マスクをしていたからよかったものの、マスクがなかったら河川敷に辿り着く頃にはオナカいっぱいになっていたはずだ。

 

そして、目的の場所でも羽虫たちは夜の河川敷を占拠していた。

 

なにしろね、暗闇でカメラのディスプレイを覗いていると、耳元でやたらと羽虫たちが飛び交う始末…ケータイで時刻を確認しようものなら顔にも首にもぶつかってくる。完全に野生の国…

 

オマケに、途中途中からは羽虫の王様も登場。

暗闇に響き渡る凶暴な羽音の恐ろしさたるや…

 

 

はい、そんな恐ろしい思いをしてまで撮影したのが、こちらのカット。

 


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うん、前回よりも少しだけ夜が深くなった。

 

あ、ちなみに空の色とかは編集時に色温度を調整している。真っ黒よりも青味が強いほうが個人的に好みなので。

 

ホントはあと2時間ぐらいは粘りたかったのだが、やはりどうにも人間が踏み込んではいけない羽虫たちの世界に留まることは恐ろしく、早々に退散。

 

いやはや、この場所でホントに夜の撮影をするには、冬になってからじゃないと難しいかもしれない。

 

蚊取り線香でも持参すればもう少し安全は確保されるのだろうか…そういやむかし、犬猫用蚊取り線香という商品を見て、「犬や猫にも効く強烈な蚊取り線香」かとホンキで信じていたのだが、そんな強烈な蚊取り線香があれば是非、荒川の河川敷にこそ持参したいものである。

 

何はともあれ、昨夜は夜の始まりの大冒険、のホンノ始まりを楽しむことは出来た。次回以降の参考にしたいと思う。

 

それでは皆さま、お疲れさまでした!