高北謙一郎の「物語の種」

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コンサート

さて、今日は以前からたまに話題にしていた東京交響楽団とチェロの新倉瞳さんのコンサートだった。

 

イベント中止が連発しているこの時期、よく開催したものだと思う。

 

場所は東京オペラシティ。まぁ、かなりデカいホールだ。入口から、かなりウイルス対策が徹底している。チケットも、自分で切り取ってスタッフさんにお見せする感じ。パンフレットも自分で勝手に取る。アルコールの消毒もしっかり。

 

それでも会場は半分ぐらいのお客さん。やはり、自粛ムードでいらっしゃらないかたも多くいたようだ。

 

そんな中で始まったコンサート。ラヴェル。派手。

そして座席が近かったこともあって、楽しい!

 

音圧が体に響いてくる感じ、クラシックのコンサートでは初めての体験だった。これなら途中で寝てしまうこともないかも。

 

続いて新倉さんの登場。クラシックというよりはフリージャズに近い雰囲気の曲。フレーズの断片を積み重ねていく感じ。カッコいい。多少メロディアスな部分も聴きたかったが、まぁあれはあれでアリ。

 

前半終了。

 

後半はさらに派手。

 

なんかもうね、曲のラストに向けての盛り上がり方がカッコいい。なんか、打ち上げの乾杯みたいで楽しかった。

 

全体的に見せ場の多いコンサートだった。

 

最後に指揮者のかたが挨拶の言葉で語っていたが、やはりなかなかコンサートもままならない昨今、今日の開催はけっこうな決意を持って踏み切ったみたい。

 

それでも、聴きにいったかいは充分に感じられる演奏でした。思えば写真家の山岸さんとの絡みから知った新倉さん、そしてその流れで購入した今回のコンサートチケット…ちょっとしたきっかけをもとに広がった体験だったが、やはり興味のおもむくものには行ってみるもんだと思った。

 

なんだかクラシックのコンサート、はじめてキチンと楽しめた気がする。

 

そしてオペラシティ。

 

私ははじめての会場だったが、とてもうつくしく、音も素晴らしかった。

 

またタイミングをみて、行ける時に行きたいと思う。

 

それでは皆さま、お疲れさまでした!