Limited time 内装進捗具合その2
はい、お疲れさまです。
私はすでに疲れております。
何故なら、今日は松戸のレンタルフォトスタジオ&フォトスタジオで、ちょっとした作業を行っていたからだ。
現在、スタジオは床がキレイになったところである。ここからは、私の出番である。
いま、なに言ってんだコイツ?
とか思ったかたもいるだろう。
だが、私は真面目に言っているのだ。
そう、ここからは、私の出番である。
はい、壁と天井、私が塗らせていただきます!
単に業者さんにお任せすると高すぎてお金がなくなる、との恐れがあったのも確かだが、それ以前に、打ち合わせに際して私のイメージが完全に伝わっているのかどうか、少し心配な部分もあった。別に業者さんに問題があるのではなく、私のイメージするところが、あまり一般的ではなかったからだ。
塗るのは漆喰系塗料。本物ではないので自分でも塗れる。そして古民家カフェと古い西洋のアトリエの中間ぐらい、というのが私のイメージするところである。
古民家カフェっぽいというのは伝わるだろうが、古い西洋のアトリエっぽいというのが漠然としている。アトリエだって千差万別だ。
私のイメージだって、正確に手本とするものがあるわけではない。
エドワード・ケアリーの「望楼館追想」に登場する古いアパートみたいな感じ、なんて言っても、作品を読んだひとそれぞれが違うイメージを持っているんだろうしね。
と、そんなわけで自分で塗る。
コテではなく、手で塗る。
下塗りはコテを使うが、上塗りは手だ。
そのむらっけこそが私のイメージするところなのだ。言ってみれば、このスタジオそのものが私の作品なのである。
…とか大きく言ってみたが、スゲー失敗するかもしれない。そもそも私はイメージを文章や写真には出来るが、それ以外はテンでショボくなってしまう。不器用であることは間違いない。ヤバくなったらさっさと誰かに頼る。誰に頼れば良いのかは分からないが。
何はともあれ、壁まわりに養生テープを張り巡らせてきた。明日は壁と天井の雑巾がけをして、余力があれば下塗りに入る。
いずれにしても、今週中には終わらせる。
今日も少し、内装の家具が届いたりもした。そろそろ、オープンが近づいてきた。