高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

今日は引きこもり

はい、すっかり遅くなってしまった。

 

今日は思い切り引きこもって、昨日の撮影データの編集をしていた。

 

 

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モデル:生田愛理さん photo by takakita

 

昨日の撮影にかんしては、だいぶこれまでとは違う雰囲気で撮った。

表情はどちらかといえば硬め。レトロな感じ。というか古い肖像画や映画のイメージ。

 

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モデル:生田愛理さん photo by takakita

 

 

だからなのか、モノクロームにするとしっくりくるカットが多かった。

 

 

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モデル:生田愛理さん photo by takakita

 

 

そして、ついでと言ってはなんだが、実はスタジオの入っているビルには屋上があり、そこでも少しだけ撮影した。

 

 

 

 

 

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モデル:生田愛理さん photo by takakita

 

屋上にのぼっても尚、周囲の建物の方が高いから空だけを背景に、とかは無理なのだが、案外わるくないな、という印象。リングフラッシュを使ったこともあって、ちょっと独特な感じに仕上がった。もしかすると、夜になって建物の照明だけが見える状態ならば今後も使えるかもしれない。

 

ま、もっと季節がよくなってからコイツはやろうと思う。

 

 

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モデル:生田愛理さん photo by takakita

 

並べてみると面白いね。普通にポートレートとして撮影するとき、レンズのF値は5.6以下が多い。ヘタすりゃF1.2なんてこともある。その方がボケ感が出て、主役たるモデルさんが際立つ、という考えからだが、これ、どういうわけか日本のポートレートにおけるトレンドみたいなモノ。トレンドといってももうずいぶんと昔から続いているからもはや定説というか定石みたいに考えられているが、コレ、余所の国からすればちょっと特別。

 

 

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モデル:生田愛理さん photo by takakita

 

ちなみに上の写真のF値はF10だ。ほぼ画面全体にピントを合わせている。

 

これだけでもう、ちょっと違う作品になって面白い。

 

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モデル:生田愛理さん photo by takakita

 

こういうの、なかなか楽しいね。ストロボのセッティングを地味に変えながら昨日は撮影していたが、なんだかこれまでとは別の価値感で撮影している感覚で、とても新鮮。

 

モデルの生田さんにしても、最初にお客さんとしてスタジオに来ていただいた時とはまるで違う雰囲気。それこそ、並べてみると面白い。

 

やはり、まだまだ写真とは色々なことが出来るな、というのが撮影後の印象だ。

 

これからもたくさんの引き出しを増やすべく日々挑戦しようではないか、と思う引きこもりの私でした。それではみなさん、お疲れさまでした!