高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

フォトブック

先日も話題にしたが、フォトブックを作りたいと思う。単純にお客さんから依頼を受けて作ったりもしたが、それとは別に、販売用のフォトブックだ。

 

とはいえフォトブックにできるほどの統一感がある写真は、それこそ以前に旅行したクロアチアの写真とか、それぐらいしかない。

それはそれで需要もありそうなので作っておくが、それとは別の、いわゆるポートレート系のフォトブックを作りたいと思っている。

 

ただ、せっかく私が作るのだから、多少なり物語性のある構成で写真を並べたい。

 

せっかく私が作るのだからといっても意味が分からないかたもいるだろうが、いちおう私は物書きなので、物語が書けるのである。

 

と、そんなわけで、今日はちょっくら掌編規模の作品を書いてみた。

 

まぁ、その作品に沿って撮影を進める、というよりは、その物語がプロローグとなり、その後を想像させるような写真を並べていけたらなぁ…なんてことを考えている。

 

むかしから、物語と写真(イラスト)を合わせた作品というものを作りたいと思っていた。もともと写真を始めたのも、物語との組み合わせみたいな発想があったのも確かだ。実際、初めて本気で撮影したときも、簡単な物語を書いてモデルさんに渡していた。まぁ、まだまだ写真としても拙かったし、そもそも私が撮影を始めた当時は、まだ今のようにフォトブックが身近なものではなかったので、完成イメージは飽くまでも単行本みたいな文章に数点の写真が挿入されているもの、という程度だったが。

 

 

望楼館追想

望楼館追想

 

 

 

だが、今は状況が違う。フォトブックそのものは簡単に作れる。

それに、以前だとどうしても物語がメインになっていたため、物語に沿って写真を撮らないと、との思いが強くなかなか実現させるのが難しかったが、近ごろの撮影の比重が高い生活だと、自然と物語はシンプルで短いものになった。

 

そう、すでに物語は完成させた。

 

 

まぁ完成させはしたが、実際のところその登場人物のキャラクターとかがまだ頭の中で完成していない。よって衣装などをどうするか、なんてところが決まってこない。ちょっとグランジっぽい感じから最後はドレッシーになったらいいな、とは思っているが、そのあたりはまだ未定。

 

そんな感じ。まだここに書いていてもまとまりはない。

 

 

今日はこれからおなじみのモデルさんと飲みに行くから、そのあたりのお話もしてみたいと思う。ま、そんなわけで皆さま、お疲れさまでした!!