高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

ある晴れた日のラベンダー畑

昨日は奥さまとラベンダー畑にあそびに行った。たまたまお互いの予定が調整できたのだ。場所は埼玉県にある嵐山(らんざん)、「千年の苑ラベンダー園」。

私も奥さまも、初めて訪れる町だ。

 

川越から東武東上線でおよそ30分。そこからさらにタクシーで10分ほど。目の前に広がる景色は、突如として大自然

 

 

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千年の苑ラベンダー園 photo by takakita

 

 

ちょっとした旅行気分を味わえるほど、一気に開放的な空気に変わった。

 

で、肝心のラベンダー。

イメージしているよりは隙間が多いというか、北海道の富良野にある有名なラベンダーと比較してしまうからか、ギッシリ感はない。

それでも辺り一面ほのかな甘い香りが漂っていたし、独特なむらさきの花々が、広大な面積に植えられていた。

 

 

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千年の苑ラベンダー園 photo by takakita

 

 

朝の9時開園で、ほぼ同時に到着したのだが、すでにチラホラとお客さんの姿が。平日でこれなんだから、土日はものすごいのかもしれない。現在はラベンダー祭りの期間中ということで、出店もいくつか並んでいた。とはいえ、まだほとんど開いていない。

 

とりあえず、奥さまと一緒に辺りを散策。

 

とにかく広い。ラベンダーの畑の間を縫うように、ウッドチップを撒いた通路がある。前日に雨が降ったこともあったのだが、土が剥き出しになっているところはけっこうなぬかるみになっていた。ウッドチップのおかげでそれらの心配はなかったが、女性のかたはサンダルやハイヒールはやめた方がいい。とてもじゃないが歩けない(ちなみに奥さまはスニーカーでした)。

 

 

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千年の苑ラベンダー園 photo by takakita



 

そして、この広大な敷地にはハチがいっぱい! みな甘い香りに誘われてきたのだろうが、なかなかスリリングだ。何度かすぐ目の前に飛んできて危険を感じた。奥さまにも小さく登場していただいたが、画面の手前でぼんやり4匹ほどのハチがいるのも、お分かりいただけるだろうか?

 

それにしても、天気もよく、穏やかな場所という印象が強かった。行き帰りのタクシーの運転手さん(ナント2度とも同じヒト!)は気さくで親切なかただったし、会場スタッフのかたたちも優しかった。

まだラベンダー園としてホンキで撮影をするにはちょっとキビシイが、奥さまと一緒にノンビリ楽しむことができた。

 

 

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千年の苑ラベンダー園 photo by takakita

 

ひとつ希望をいうなら、開園時間9時~17時、という括りをなくしてもらいたい。早朝、または夕暮れ時とかなら、もっと魅力的な景色を眺められると思う。まぁ有料で摘み取り体験とかやっていたから、ムズカシイとは思うが…。

 

 

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千年の苑ラベンダー園 photo by takakita

 

 

何はともあれ、日帰り半日の小旅行としては楽しい場所であった。ラベンダー畑そのものは、まだこれから数年かけて完成させていくものと思う。何年か後、どこまで発展していくか楽しみにしたい。