雨と朗読
今朝のさいたま市は、ポツポツと小雨。
夕方となった今ではすっかり晴れているものの、今日の日中は湿気がヒドかった。この時期はホント、部屋もジメジメとしてうっとうしい。と、そんなわけで今回は、昨日のnoteに投稿した苔とカビの物語をご紹介。
毎週の恒例となっているのだが、noteには掌編の物語を投稿している。以前にやっていた朗読イベントのために書き下ろした作品たちは、イベントを終えてしまうとそれっきりになってしまうことが多い。単純に長編のネタとして発展させることもあるし、そのまま埋もれていくものもある。埋もれさせるにはもったいないようなヤツも、ときどき混じっている。そんなわけで、とりあえず新たな読者を開拓するために、そこに載せている。
うん、いつも忘れられそうになるが(いや実際は知らないが)、私は物書きがメインです。たまに、「写真の方が人気あるんじゃない?」とか思ったりもするが、いちおうまだ物書きがメインです。と、繰り返し宣言しておく。
で、昨日の投稿作は、苔とカビの物語。和風伝奇ホラーっぽい。あんまり書いたことのないタイプ。朗読イベントの楽しかったところのひとつとして、毎回いろいろと自分の作風を変えることが出来た点がある。
作品の半分を敢えて空白にして、その場でアドリブで話す、なんて暴挙をやったこともある。うん、楽しかったけど疲れた。
ふたとおりの物語を準備して、当日お客さんの挙手によって物語の進行を決める、なんて挑戦もしたことがある。これも楽しかったけど疲れた。
…けっきょく朗読イベントのお話だけで、苔とカビのお話ができていない。ネタバレになってしまう。ネタバレになってしまっても困るような話でもないような気もするけど…。
まぁ、カビに全身を覆われた女と苔に全身を覆われた男の恋物語…なんだそりゃ?
何はともあれ、たまには物書きとしての宣伝もしておく。毎週日曜日に掌編を投稿している。ちなみにそろそろストックが尽きるのでお休みに入る。だから宣伝できるうちに宣伝しておく。長編もひとつ、連載として投稿していた。それもまた、常時読むことはできる。気の向いたときにでもご覧いただければ幸いである。