高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

花屋さん

今日は久々に花屋さんに行った。昨日、あじさいの撮影に行ったのだが、まだ時期が早いということが判明。「ならお店で買ってしまおうか」と…。

 

花屋さん。前にも書いたことがあるが、あまり得意な場所ではない。妙なキンチョーを強いられるのだ。というか、別に花屋さんがキンチョーを強いているわけではないのだが、私が勝手にキンチョーするのだ。自意識過剰なのである。

 

 

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以前、花屋さんで買ってきた花をホンキで撮影した時の写真 photo by takakita

 

 

で、そんなキンチョー感とともに花屋さんに脚を踏み入れたわけだが、なんとまぁ、あじさいが極めて少ない。

 

どうやら、世の花屋さんでは今、父の日に向けて大々的にキャンペーンを実施中らしい。

 

ところで、父の日に贈る花とはなんぞや?

 

と思う私は、かつて1度として父の日に花なぞプレゼントしたこともない親不孝ものだが、あれほどキミョーな父親を持ってしまった子どもも不幸なのだから、それはそれで仕方がないということにしておこう。

 

で、それはともかくとして、父の日に贈る花だ。

 

ズバリ、黄色いバラ、とのことだ。

 

 

うん、知らない・・・

 

 

なんでも元々は父の日を作りましょうって言いだした人物が、亡くなった父上の墓前に白いバラを供えていた。で、その人物は生前の父には赤いバラを贈っていた。と…

 

そこに目をつけたのが、日本ファーザーズデイ委員会なる謎の組織。

この組織の、黄色いリボンキャンペーンなる企てでは、「家族の愛情や尊敬を表す黄色を父の日のイメージカラーにしようじゃないか」と推奨していた、と。

 

で、「バラを贈るなら黄色」だよね。と、そんな流れ。

 

んなもんで、別にバラじゃなくてもヒマワリとかガーベラとか、とりあえず黄色きゃいいんじゃんって感じで花屋さんも黄色い花がいっぱい。

 

で、そんな時、あじさい。

 

黄色いあじさい……あんまり知らない……

 

 

そんなこんなで、「今日はあじさいを買って部屋で撮影しよう!」との私の目論見はあっさりと却下されることとなった。

 

 

「父よ、そんなどうでもよさそうなことでまで、私の邪魔をしないでくれ」

 

と言ってもまるで私の父親には何のことやら分からないだろうし、それを説明するのも面倒だからやめる。

 

なにはともあれ、今日もまた、アジサイの撮影で満足を得ることはできなかったのである。また明日以降、頑張ることにする。

 

 

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以前、花屋さんで買ってきた花をホンキで撮影した時の写真 photo by takakita