さくら撮影第8弾
さて、さくら撮影企画第8弾は、またまた東武線沿線、藤の牛島駅近辺の川沿いに咲くさくら。
うん、どうしたって実家が春日部市にある以上、東武野田線はなじみの路線。乗っていれば藤の牛島のさくらも見えるわけで、「なかなかいいんじゃないかな」と。
藤の牛島。さくらよりも藤棚で有名。むかし読んだ太宰治の「斜陽」の中でチラリとその土地が出てきたのを、今でも覚えている。
「え? スゲー有名な文学作品にスゲー地元が出てる!」みたいな感じだ。
タイミング的に、完全なマジックアワー。この日はどちらかといえば曇りがちで空がのっぺりしていたのだが、都合よく撮影を開始するころには夕陽が覗く程度には回復した。
うん、空がバツグンにきれいだ。野田線も、シルエットになると良い感じ(失礼)。
あたりは早くも夜の気配。別にライトアップしているわけでもないのに、なんだか川面に光が反射してうつくしい。
電車の光が川面一面を黄金色に。東武線、いい仕事してんじゃん!
偶然居合わせた釣り人(?)らしき人物のシルエットも効果的に使わせていただいた。
この日は風が強く、シャッタースピードが稼げないとどうしてもさくらの動きを止めることはできない。が、却ってそれが写真を絵画のように見せてくれた。
前回のブログで、あと1回ぐらいでホンキのさくら撮影企画は終わりにしようかな、なんてことを書いていたのだが、まだもう1回ある。とだけ言っておこう。実はそちらを先に撮影したのだが、雰囲気からいって今回の撮影を先に回した。
というわけで、次回が最終回となる。たぶん。
おたのしみに!