高北謙一郎の「物語の種」

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さくら撮影第7弾

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岩槻城址公園のさくら photo by takakita




さて、そろそろさくらの花びらも散って葉桜が目立つようになってきた今日このごろ。

 

どんよりと曇った空に時どき小雨がパラつくあいにくの天気。

 

今回は埼玉県の岩槻にある城址公園に。

 

前回の菜の花に続き、空を絵の中に入れる比重は少なめ。そして今回さくらを引き立てるために利用するのは橋だ。

 

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岩槻城址公園のさくら photo by takakita

 

この公園にはずいぶんと昔、たぶん子どものころに遊びに来たことがある。

遊びに来たといっても、何をして遊んだのやら…正直あまり遊べるモノはない。

 

ただ、おとなになって来てみれば、憩いの場としてはいい場所だと思う。天気のいい日なんかにふらふらと散歩ができるなら、それはそれでアリだと思う。

 

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岩槻城址公園のさくら photo by takakita


とりたてて明記する必要もないのかもしれないが、私は日中の撮影でも基本的にストロボを使うことが多い。直には当てないし、極々かすかな発光量。それでもその方が、わずかではあるが発色がよくなるので。

 

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岩槻城址公園のさくら photo by takakita

 

今回は、時おり強めの風も吹いたりして、そのたびに花びらが散っていった。ここ最近はずっとさくらを眺めているので、ちょっと寂しくなったりもする。

 

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岩槻城址公園のさくら photo by takakita

 

ところで今回、他にもさくらを撮影をしている男性がいた。年配の男性ではあったのだが、この被写体となる橋の上にずっと陣取ってカメラを構え続けていた。

 

正直いって邪魔です。

 

私が撮影している間にも、さらに他数名のカメラ持参のかたがいらっしゃったが、けっきょく皆、その橋を撮影したいのだ。橋とさくら、この組み合わせを狙っているのだ。

 

しかし橋の上に長時間陣取られてしまうと、どうしてもアングルが限られてくる。5分かそこいらならいいが、30分以上となるとこちらの撮影にも影響する。

 

ご自身が逆の立場になったらどれほど迷惑に感じるだろうか? もう少し、周囲への配慮を願いたいものである。

 

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岩槻城址公園のさくら photo by takakita

とはいえ、そんなオジサマに負けるわけにはいかないので、私もホンキで撮影を続ける。

 

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岩槻城址公園のさくら photo by takakita

 

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岩槻城址公園のさくら photo by takakita

橋の朱色がキレイだ。しかし遠くからだと気にならないのだが、近くで撮ると足もとが若干チープだ。補修などがあったのだろうか? 

もう数年してからの方が雰囲気が増すようにも思う。

 

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岩槻城址公園のさくら photo by takakita

 

先ほども言ったが、風が吹くと花びらが散っていった。根気強くその瞬間を待って撮影。やはりさくらは、その散り際もうつくしい。

 

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岩槻城址公園のさくら photo by takakita

 

今年のさくら撮影は、もうじき終わりを迎えるだろう。北の地方まで足を延ばせばまだまだ可能だろうが、現時点でそれは考えていない。あと1回ぐらいだろうか。願わくは、うつくしい花筏を撮って終わりにしたいモノだ。

 

 

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岩槻城址公園のさくら photo by takakita