高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

半日が1日

最近、夕方が長くなってきたなぁと思っていたら、朝の日の出も早くなっていた。

 

わが家の鳩時計、サト子が6時に鳴いた。

 

Lemnos CUCU カッコー時計 ナチュラル LC10-16 NT

Lemnos CUCU カッコー時計 ナチュラル LC10-16 NT

 

 

と、イキナリそんなことを言われても理解不能だろうが、サト子とは私と奥さまとで名づけた鳩時計の名前であり、その鳩時計はセンサーによって明るさを感知するため、これまで朝の6時には鳴くことはなかったのだ。

 

で、そんなサト子が今朝、6時になると同時に飛び出してきた。

 

うるさい…もとい、1日の始まりが早くなってきたのだなぁと、感慨深く思った次第である。

 

 

前フリが長くなった。

 

 

基本的に、私は朝の早い時間の方がアタマが回るタイプだ。たぶん、目覚めた瞬間がイチバン天才に近い。

 

で、あとはバカになって行くばかりだ。

 

夜にはほぼ、何も考えずボーっとしている。

 

 

そんな私からすると、1日はずいぶんと長い。いろいろなものが12時間きざみで回るようになればいいのに。と、たまに思う。朝の6時に起きて午後の14時には寝る。で、夕方18時に起きて夜の2時に寝る。これなら、たぶん私はコンスタントに半天才ぐらいで活動できるのではないか。なんてことを思う。

 

 

あわただしくなるのだろうか?

 

人間たちは、「それなら」とばかりに朝の部と夜の部、どちらも働こうと考えるのだろうか。1日を半分のサイクルで回すならと、フツーにどちらも働こうとするのだろうか。

 

愚かだ。

 

仕事は半分のままにしておけば良いものを。

 

 

かつてコンピュータをつくった人間は、「これで人類の働き方が変わる。もっと自由な時間が持てるはずだ」と思ったそうだ。しかしコンピュータの出現以降、人類はかつてない仕事量をこなすようになった。

 

まことに愚かしく、嘆かわしいことである。

 

 

 

人間には、もっと自由な時間が必要だ。

 

 

…サト子のハナシからずいぶんと壮大なハナシになった。単に今、若干の二日酔いで動きたくないと思っているだけなのだが…。

 

 

そういや最近お請けしたwebライターのお仕事は、「男女間のあり得ないハナシ」をLINEの会話風に書く、というなかなか楽しい企画だった。世の中の仕事が常にこれくらい楽しいモノであることを願うばかりである。