旧三笠ホテル
サテ、昨日に引き続きの軽井沢。
今日は旧三笠ホテルについてのお話。
そもそも旧三笠ホテルとはどんなところなのかといえば、古い古い建物である。すでにホテルとしての役割は終えていて、今は国の重要文化財として、当時の洋風ホテルの姿を今に伝えている。
…との情報は、あとになって調べた。
なにしろ何にも知らないままに歩いていたのだ。古いホテル、面白そう…それぐらいの感じで目指した結果、とても素晴らしい体験をさせていただいた。
まず、受付で対応してくれた男性がとても親切で、いいひとだった。写真も外も中も大丈夫ですよ、との言葉を受けて、さっそく撮りまくる。
平日の午前中ということもあってか、ホテル内には誰もいない。撮り放題だ。
1905年に建設されたホテル。国内では2番目ぐらいに古い洋風ホテル、とのこと。当時の雰囲気をそのまま残しているようで、建物の中に入った瞬間、「あぁ、いいねぇ」と思わずつぶやいてしまうぐらい個人的に大好きな感じ。
軽井沢に到着した時はずいぶんと曇っていたが、ホント晴れてよかった。窓から通路に射し込む陽射しがキレイ。
受付のロビーにあたる部屋も、独特の雰囲気。
続いて階段をのぼって2階へ。
ホントに私、写真ばかり撮っているな。
しかし、こんな場所との遭遇を求めて突発的に軽井沢にやってきたのだ。
この時点ですでにケータイの歩数計は15000歩を超えていたのだが、完全に疲れを忘れて撮影しまくった。
建物を出ると、ふたたび受付の男性が出迎えてくれた。
お話してみると、本当にこの建物が好きなんだな、というのが伝わってくるような、とてもいいひとだった。なんでも老朽化がだいぶ進んでいるらしく、来年ぐらいには改築工事が始まるらしい。今の姿を見られるのは今年いっぱいかも、とのこと。
紅葉の季節がキレイなんですよ、と最後に彼が教えてくれた。
ぜひ、今年のうちにもういちど訪れたい場所であった。
あ、ちなみに最終的に歩数計は23000歩に。
到着が早すぎてレンタサイクルのお店が開いていなかったというのもあるが、次回は素直にチャリンコに乗ろうと思う。