路面電車
路面電車の持つレトロな雰囲気が好きだ。
というか、どうやら私、全般的に古いモノが好きらしい。あんまり意識したことはなかったのだが、こうしてブログなんてものに投稿を続けていると、自分の好みの傾向が出てくるように思う。
で、まぁいつものことではあるが、ちょっくら東京さくらトラムに乗ってきた。都電荒川線ってヤツだ。
東京メトロ日比谷線の三ノ輪駅で降り、迷子になりながらさくらトラムの駅に到着。なにしろ日比谷線から地上に上がった途端、ビミョーにへんな方角を指す看板の矢印にすっかり戸惑ってしまった。斜め右下って、どこ?
で、まぁ、駅3つ分ぐらい歩いて知らない駅に。とりあえずトラムは走ってるし、イチバン端っこの三ノ輪に行きたかったんで、そこから乗り込んだ。
…バスみたい。1両しかないし、乗り場に改札もない。車両内でSuicaをかざす。Suicaは使えるのね…。
で、数分後、都電三ノ輪駅に。
そのまま1日乗車券でも買ってふらふら散策を楽しもうかなぁ、なんて思いつつも、どうにも歩きたがるのが私。そこから線路沿いをひたすら歩く。
けっきょくね、こんなふうに突発的に動く動機としては、写真でも撮りにいこうかな、との思いがある。今年はポートレート以外でも積極的にカメラを持ち出すようにしているのだ。
しかし、こうして電車を撮るために線路沿いをうろうろするなんて、初めてのことだった。いわゆる撮り鉄さんたちのような撮影は、これまでしたことがない。機材を持って歩きまわるの、なかなかタイヘン。 まぁ、本格的な撮り鉄さんは、たぶんベストスポットをすでに知っていて、そこから一歩も動かないのかもしれないが。
それにしても、いろんな車両が走っている。路面電車といっても普通に線路沿いは柵があるし、イメージするものとは少し違っていたが、それこそ桜の季節とかは周辺の景色とかも絵になるのではないだろうか。なんだかんだで1時間もあれば行ける距離なんで、またタイミングを見計らって遊びに行きたいと思う。