ひつじのショーン
昨日、クレイアニメーションのCMを話題にしたが、そうなれば当然(?)、ショーンを忘れてはイケナイ気がする。
たぶん、気がするだけだとは思うが。
最近になって知ったのだが、毎週土曜の朝にやっていたNHKの放送は終了していた。
わりと前のハナシらしい。
まぁそれぐらいユルい感じで気が向いた時だけ観ていたのだが、ほのぼのした雰囲気が好きだった。終了してしまったと知ると、なんだかサビシイ。
そういや、数年前に映画化された時は、わざわざ映画館まで観に行ったりもした。DVDはクリスマスかなにかで、オマケとして奥さまにプレゼントしたりもした。
ほのぼの系の作風に反して、というべきか、クレイアニメは作るのがタイヘンそう、とのイメージが強い。
なにしろイラストではなく立体的な人形でアニメを作ろうっていう、よくそんな面倒くさいこと考えたねって手法だ。クレイアニメーションというよりは、ストップモーションアニメーションという方がイメージしやすいのがもしれない。いつもお気楽に観賞しつつも、どこかで感心していたりもした。
そんなこんなで、我が家には小さなショーンが1匹、オーディオの横に鎮座している。
手足にマグネットを忍ばせたヌイグルミだが、気が向くと部屋の冷蔵庫やらドアノブやらに移動してあそんでいる。
うん、何だかんだでずいぶんとお気に入りの番組だったのだ。ぜひ、復活を願いたい。
ところで1匹、という数で思い出したが、「ひつじが1匹、ひつじが2匹」と数えることで眠たくなるとかなんとか、そんなハナシがあるが、あれってあまり意味がないらしい。そもそも、由来としては英語圏のコトバ遊び、とのことだ。ひつじ(sheep)と眠り(sleep)の発音やら綴りの類似からきている。
たしかに、「ひつじ」って日本語だと発声がムズカシイというか、妙にハキハキしゃべらないと発音できないところがあって、こんなもん言いながらよく寝られるもんだ、とは思っていた。
まぁ、マザーグースの面白味みたいなものが、日本人にとってはイマイチぴんとこないのと同じようなものか。
とはいえ口に出して数えるのではなく、ショーンのメリーゴーランドとかがあれば、何となく眠たくなるような気もする。
ショーンの映画でもあったが、木の柵を飛び越えながらショーンたちがぐるぐる回っていくと、それを見ていた牧場主が眠ってしまうという、あれだ。
そのうちそんなグッズが発売されることも、再放送とともに期待しておく。