ブループラネット
年末だったか年始だったか、それぐらいの時期に観たNHKの「ブループラネット」。
昨夜、ぐうぜん観ることができた。
前回の放送でも思ったが、ホンキのNHKはスゲー。ほんと、いったいどうやってあんな映像撮ってるんだ?
筋肉の細胞に酸素を蓄えられるとかで、深海まで餌を取りに行ける。1時間ぐらいは余裕で潜っていられるらしい。というか、海の中で直立不動で寝ている姿がビミョーすぎて笑えた。
別のエピソード。
船の積み荷が嵐によって流された。1992年のハナシ。 積み荷の中身はナント7000匹のアヒルのおもちゃ。何年にもわたり、海流に乗って世界中に散らばったアヒルたち。その偶然によって世界の海が海流によって繋がっていることが判明した。とのこと。真っ青な海に泳ぐ黄色いアヒルのおもちゃたち。印象に残る映像だった。
またまた別のエピソード。
クラゲの一種。空気を含んだ浮き袋のようなものを持ち海面ちかくを浮遊。その一部を海上に出して広げ、帆のように風を受けて進む。同時に、30メートルにも及ぶ触手を海中に伸ばして魚をしとめる。触手には人間でも死に至るほどの毒。コイツ、ヤバい。
今回も、非常に興味深く、楽しむことができた。海の世界はまだまだ謎が多い。わずかな謎しか残されていないと解明されていくにつれて寂しさも増していくが、海の世界はまだまだ大丈夫そうだ。
しかし、番組の最後でも言及していたが、やはり人間たちの出したプラスチックのゴミ問題は、かなり深刻なようだ。
人間たちは、あらたなゴミを出すことを極力抑えつつ、すでに世界中に広がってしまったゴミを回収しなければならない。
そうでないと、謎が解明されるよりも前に、海の生き物たちが滅びてしまう。
そんな警鐘を鳴らす意味も込めて、この番組はオススメしたい。27日、28日も放送される。20時から。
私はちゃんと観たいと思う。
ま、ひまだしね。