クラシカルな電気自動車
そろそろ車検だな。となってくると、毎度のことだが新車に買い換えようかなぁ、なんて思ったりする。
思い続けて何年になるのか…おそらく新車で買ってから次の車検で13年…まだまだ走るもんだから、なかなか買い換えることができない。
そしてここ数年、いつも私が欲しいと思うクルマは何故だか入手困難。スイスの「マイクロリーノ」、国産だがまったく発売情報が分からない「ピアーナ」…どちらもコンパクトな電気自動車だ。
もともとレトロなクルマが好きなんだが、いかんせんクルマの知識がなさすぎる。
子どものころに読んだ科学雑誌では「21世紀にはクルマは完全自動運転になっている」と書かれていた。
よって、私は子どもの時にはもう「クルマは興味の対象外」となっていた。
なぜなら自分が大人になるころには、クルマは勝手に走ってくれるモノになっているはずで、自分であれこれイジる必要はない。と、そう思ったからである。
そんなこんなで正統派のクラシックカーには手が出せない私だが、デザインそのものは昔ながらのカタチが好きなわけで、結果、外見はレトロ、中身は最先端、というクルマがおのずと選び出されることになる。
で、マイクロリーノ。
Very Small Electric Cars In The World 2018
で、ピアーナ。
そもそも、たいしてスピードは求めていない。長い距離を走るわけでもない。天気の悪いときや気候のキビシイ時期に乗れればいい。だからこれで充分だ。
が、手に入らない。
どうやらマイクロリーノもピアーナも、まだ市場に出回ってはいないらしい。
詳しいことは分からないが、少なくとも私には見つけられない。
そんなわけでまた、今のクルマで車検に出すことになるだろう。ここ何年かはずっと馴染みの車検場にお任せしている。何故だか車検に出すたびに調子を悪くして戻ってくるが、今回もなんとか持ちこたえてくれることを願うばかりだ。
やれやれ、まったくもって電気自動車への買い替えは、まだ先の先である。