高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

最近、急に寒くなってきた。

 

基本的に夏の暑さよりは、

冬の寒さの方に私は耐性がある。

 

それでも、関東に暮らす私のイメージする冬と、東北に暮らす方々のイメージする冬とでは、まったくの別物だろう。

 

耐えられる限界というものがまるでちがう。

 

 

たぶん、雪に対してロマンを抱いているかどうかで、そのニンゲンの暮らしている土地の気候が分かる。

私はまだ、それなりのロマンを感じる。ときどきマッチ売りの少女のさびしげな表情が脳裏をよぎったりはするが、それでも基本的イメージは美しいものだ。

おそらく、私が豪雪地帯で雪掻きなどしたこともないニンゲンだからだ。

 

以前、冬の山梨にあそびに行ったとき、あまりの寒さにビビった。骨の髄、というものの存在を初めて意識した。あれを体験してから、あまり声を大にして冬の方がヘイキ、とはいえなくなった。

 

だから私は、

関東に限定するなら、

いや、関東平野に限定するなら、

暑さよりは寒さに耐えられる方だ。

と訂正しておく。

 

 

 

…と、そんな文章を私は昨日、電車の中で書いていた。わりと朝の早い時間だ。しかしそのとき、いきなり車内アナウンスが入った。

車両故障の影響ため、次の駅で終点とさせていただきます、とのこと。

 

そう、電車をおろされてしまったのだ。

まだ朝の寒い時間帯。

吹きっさらしの駅のホームに。

 

 

そもそもは、上り電車の故障の影響によるダイヤの乱れが原因だった。私が乗っていたのは下り方面の電車。しかし、次の下り電車が来る予定も立たないらしい。情報が入り次第、とのアナウンスが繰り返される。というか、アナウンスの声が震えていて、駅員さんの混乱ぶりが伝わってくる。

 

どうやらこれは、まだしばらくはかかりそうだ。

とはいえ目的地までの別ルートなどない。ホームで待つしかないのだ。

 

寒い。

 

雪など降ってない。

どっちかって言うと、

というか誰が見ても昨日の朝は快晴だった。

 

でも、寒い。

寒すぎる。

 

 

前言をさらに撤回したい。

いや、前言はすべて撤回する。

 

私は夏の暑さにも弱いが、冬の寒さにも弱い。

 

 

ホッカイロ 貼る レギュラー 30個

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レンジでゆたぽん ふわふわカバー付

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ところで余談だが、山手線の「高輪ゲートウェイ」という新駅の名前が、あまりにもダサい。ということで発表後、ボツになったらしい。(←スミマセン、最後に追記しましたが、どうやら誤情報のようです)

正式な発表後、世論の声によって差し戻しになるケースがあることに、私は驚きとともに勇気を得た。

 

ちなみに私がきのう乗っていたのは東武野田線。実家も沿線にあることから、どうしたって今後も利用する鉄道だが、数年前から、何をトチ狂ったのか「東武アーバンパークライン」を自称している。

数年経ってもなお、誰からも受け入れられていないし、誰からも愛着を得ていない。

私も利用者として沿線の方々と何度か話題にしたが、誰ひとりとしてその名をオモテだって使おうとは思わない。無理して使うにしても、頑張って「あーばんぱーくらいん」と、自虐ネタにするのがいいところだ。

 

だからこそ、

高輪のニュースには勇気をもらったのだ。

 

私は声を大にして言いたい。

 

東武野田線ユーザーのみんな、

今こそあのダサい名前の撤回を求めて立ち上がろうではないかっ!!

 

 

…と、ひとりで盛り上がっていたのだが、申し訳ない。追記としてここに書かせていただく。どうやら撤回のニュースはガセっぽい。撤回の署名運動が始まった、というのが正しいようだ。私もちょっと早とちりだった。

 

なので、改めて言いたい。

 

野田線ユーザーのみんな、

今こそ高輪ゲートウェイの撤回運動に便乗しようではないかっ!!