高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

拝啓 茂木健一郎さま

時々、自分の名前をネットで検索してみる。

いわゆるエゴサーチ、なんてほどのものではない。

自分の名前がどこまでネットの世界で広がっているのかを確認したいのだ。

ささやかな自己満足みたいなものだ。

満足しないことの方が多いかもしれないが。

 

しかし、

 

なぜだか自分の名前を検索すると、茂木健一郎さんの名前がよく出てくる。とくに画像検索では顕著で、頻繁に彼を目にする。

私が積極的に自分の写真を載せようなどとは思っていないこともあるのだろうが、正直、茂木さんのお顔を拝見することの方が多い。

 

不思議だ。

 

謙一郎と健一郎、

文字は違うが名前が同じだからだろうか?

 

 

実をいうと、茂木さんとは以前にお会いしたことがある。

 

ちょっとした文学賞で奨励賞をいただきその授賞式にお呼ばれした際、同じ会場のシンポジウムに出席するとのことで、茂木さんもいらっしゃったのだ。

 

あとになって知ったのだが、このシンポジウムの中に授賞式も組み込まれていた。つまり、前日の交流会&当日のシンポジウム&祝賀会と、ほぼ同じ時間、同じ場所で行動を共にさせていただいた。

 

出会いからして、茂木さんは茂木さんであった。

 

同じホテルに宿泊したのだが(部屋は違います。もちろん)、たまたまエレベーターでご一緒に。私と茂木さんしかいなかったこともあり、一応ご挨拶ぐらいは、と思って声を掛けた。

 

気さくであった。茂木さんは。

 

私が授賞式で来ているのだと知ると、

「おめでとう!」と言って自分のポケットをまさぐり始めた。そして、

「これ、さっきフロントでもらったんだけど、せっかくだからお祝いにあげる!」

 

 

茂木さんからいただいたのは、

 

バスクリン

 

 

バスクリンピュアスキンしっとり肌600g入浴剤(約30回分)

バスクリンピュアスキンしっとり肌600g入浴剤(約30回分)

 

 

いや実に…楽しいヒト(笑)。

 

 

その後も何だかんだと気にかけてくださり、食事の時もご一緒したが、こんな楽しい天才は初めてだった。天才ってキホン、なに言ってんのかよく分からないヒトの方が多いから。同じくご一緒だった養老孟司さんとか、マジ完全に理解不能(スミマセン)。

 

まぁ天才という言葉を軽々しく使うと色々語弊もあるだろうが、瞬間的なヒラメキとは別に、基本性能の高い天才っていうのも、やっぱり存在すると思う。

 

 

茂木さん、その節はお世話になりました。

この場を借りてお礼申し上げます。

 

あ、ついでに著書の宣伝もしておきますね。

そのうち私の方もお願いしたいので…。

 

それでは。