高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

秋の薔薇

昨日、ちょっとした用事で与野本町の方に出かけていた。用件としては30分ほどで終わってしまう内容だったので、せっかくだからと帰りに与野公園に遊びに行った。

 

こちらの公園、春の桜と初夏の薔薇が有名だ。

 

しかし、今年はコロナさんの影響で初夏の薔薇祭りは中止に。

 

それどころか、咲きかけていた薔薇は剪定されてしまったりもして、チラホラと批判もあったりした。

 

公園を管理している方としても苦肉の策だったようで、「この時期に切っておけば秋にはまた、キレイな花を咲かせると思います」と、そんなコメントを残していた。

 

 

とはいえ、別にそんなことずっと覚えているはずもなく、私としても当初は紅葉でも撮影できたらいいなぁ、ぐらいのつもりで公園を訪れた。

 

で、「紅葉、思ったよりもショボいなぁ…なんかほかにも撮るものないかなぁ…」と。

 

そしてふと視線を向けた先に、薔薇園があった。

 

「おぉ、スゲー咲いてる!」

 

思いがけず、満開。

 


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そんなわけで、昨日は与野公園の薔薇を撮影した。

 

昨日の午後は快晴だったが、私がそこにいたのは午前中。まだうっすらと日が射している程度で、あまりパットした天気ではなかった。

 

それでも、微かに逆光になる位置を探す。そして、それなりに主役を張れるぐらいの薔薇を探す。

 


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ついでにカメラの設定をスポット測光に。

これで背景となる緑がぐっと暗く落ちる。

 

そう、狙ったのは、暗い緑の背景に、逆光を受けて鮮やかに浮かび上がるような薔薇。

 


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うん、悪くない。

 

 

まぁ、どんなに満開とはいっても与野公園そのものがたいした規模の公園ではないので30分もすればそれなりに撮り終わってしまう。

 

あとはテキトーにふらふらしつつ、気が向いたらシャッターを切った。

 


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それでも、今年は初夏に薔薇を撮影できなかったこともあり、昨日の撮影は楽しかった。

 

まだもう少し紅葉が狙える時期、想定外の偶然に感謝する。

 

それでは皆さま、お疲れさまでした!