高北謙一郎の「物語の種」

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ビールの撮影

なにもこんな寒い日に話題にしなくてもいいのかもしれないが、先日、ビールの撮影をした。

 

 

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ビールの撮影 photobytakakita

 

ビールのゴールドと黒背景は似合うだろうなぁ…とは思ったものの、バリエーションとして白を使いたかったので、シンプルに。というかご依頼のお店の雰囲気からすると白の方が合うのは確かなんで、やっぱりどう転んでも白になるよね。

 

ビール撮影の基本は逆光。

 

これはおそらく一度でもビールを撮影したことがあるかたなら納得いただけると思う。

 

たぶん何の小細工がなくても逆光で撮りさえすればある程度のクオリティにはなると思う。

 

まぁ、あとは泡だの水滴だのの具合によって、多少なり差が出てくるとは思うけど。

 

 

スタジオ等でビールを撮る場合、ストロボも使うが、鏡を使うことが多い。ビールを入れたグラスの後ろに細長い鏡を忍ばせ、それにストロボ光を当てることで逆光を作り出す。

 

ただ、鏡といってもそうそうグラスのサイズに合った鏡が手に入るはずもない。

 

そんなわけで、私はアルミホイルを使う。

 

今回は細長いグラスだったので、えんぴつ3本を並べてアルミホイルで巻いた。

 

アルミホイルの持つランダムな光の跳ね返りが、ちょっと氷のついたグラスの感じと合っているかな、と。

 

まぁ、どれくらいの強さで反射させるかとか、ごちゃごちゃと色々あったりするのだが、基本はそゆな感じ。

 

もう少し泡のある状態で撮りきってしまいたかったのだが、それは仕方がない。次回の課題にしたいと思う。うん、寒い日に寒いネタであった。

 

とはいえ今夜もビールは飲むけどね。

 

それじゃ、皆さまお疲れさまでした!