高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

昨日、荒川の河川敷に出かけた際、ふと思ったことがある。

 

ここなら、気分転換にも使えそうだな、と。

 


f:id:takatakakenn:20200425163417j:image

 

昨日は早朝からの撮影だったのでゆったりくつろぐという感じではなかったのだが、自然が多くひとが少ない環境は、あれこれ考えるのに適している。

 


f:id:takatakakenn:20200425163808j:image

 

子どものころから江戸川の河川敷で、長く過ごしてきた。誰もいない土手に寝転がって、陽射しを浴びながら空を眺めた。

大人になってからもそれは変わらず、ふらりと立ち寄ってはのんびりとした時間を過ごした。

 

たぶん、単純にその空間が好きだったのだと思う。

 



f:id:takatakakenn:20200425164846j:image

 

ちょうど、ひとと自然の狭間ぐらいの場所。

 

そんな感じだ。

 

大勢の人間に出会うことはないが、かといって完全な野生ではない。適度にひとの手は入っているが、しかし完全に管理されているわけでもない。

 

なにか、どこにも属さず、どこにも馴染めず、それを寂しいとも思わないが、でもちょっとだけ羨ましいような…そんな感覚。

 

とはいえ、大勢の人間たちと過ごすとすぐに面倒くさくなってひとりになりたくなるのも分かっている。私の基本形はひとりだから。

 

まぁ、そんな感覚も奥さまがいる今ではほとんど感じることもないんだけどね。

 

ひさびさに、キレイな空を眺めていたら、ふとそんなむかしの感傷に浸ってみたくなっただけさ。

 



f:id:takatakakenn:20200425164911j:image

 

そんな感じ。なにやら気障っぽくなっちまったぜ。

 

さっさと風呂にでも入って書物のお仕事でもするとしよう。

 

それじゃ、皆さまよい週末を!