高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

『菜の花と蜜蜂、そして空』を撮って思うこと。

先日、撮影した写真を見て、ふと思った。

 

この路線で、もう少し撮ってみたいかも、と。

 

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菜の花と蜜蜂、そして空  photobytakakita

 

これまでにも、空の写真は撮影してきた。花の写真も撮影してきた。

だけどこのバランスで撮影したのは、考えてみれば珍しいことだった。

 

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メタセコイアと空 photobytakakita

 

たとえば10日ほど前の撮影でメタセコイアの木と空を撮影したが、この時はメタセコイアをシルエットで撮影するという狙いがあったことは確かだとしても、その木のディテールを写すとともに空を撮影しよう、との思いはなかった。

 

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河川敷の夕空 photobytakakita

 

 

この時も同じだ。ストロボで手前の影を薄めてはいるが、基本的に草花の描写に重きは置いていない。

 

 

 

 

花々にかんしては、最近でこそマクロレンズを使う機会が増え、画面全体を花で埋め尽くすような写真が多くはなったが、どちらかといえば風景として全体を撮ることの方が多かった。

 

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春の花々 photobytakakita

 

 

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さくら photobytakakita

 

 

 

そう、空と花のバランスが、これまでとは違う。

 

 

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菜の花と空

 

 

 

この感じ、案外いいかも。

 

ピントは花に合わせているけど、空の主張も強い。

あるいは花は画面の中でちょっとしか写っていないけど、主題としては花がメイン。

 

何といえばいいのか分からないが・・・思ったよりも物語性が感じられる写真になったな、という印象。

 

世間一般でいえば『情感』あるいは『広がり』とでもいえばいいのか…写真として完結していると同時に写真だけではない『何か』を感じられるような写真が撮りたい、というのが個人的な理想だが、今回の写真はそれらしき手応えを感じた。

 

完全に、狙って撮ったものではない。

イメージとしての「絵」は撮影前からあったが、その結果まではイメージしていなかった。ある意味では偶然にして撮れたカットだ。

 

これ、狙って撮れるものなのかなぁ・・・

 

なんてことを考えている。

 

 

もしかすると、これからしばらく似たようなカットが続くかもしれません。

 

とだけ言っておきます。

 

まぁ、ほとんど思いつきで書いているのでどうなるかは分からないけど。

 

 

 

 

それでは皆さま、お疲れ様でした。