高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

1日中、雨。

 

で、ふと思ったのだが、天気雨の撮影ってしたことがないな。

 

先日の別所沼公園で、ひとつこんなカットを撮影した。


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空は明るくて手前の木々や水面は暗い。

 

そう、マグリットの『光の帝国』のイメージだ。

 

 

 

むかしからシュルレアリスム系の絵画に惹かれるところがある。その中でもマグリットは好きな画家だ。当然、頭の中にその絵は記憶されている。

 

空の撮影、木々はシルエット、という時点でこの絵の感じはイメージできていた。

 

で、今日の雨である。

 

雨は暗い。でも、晴れながらの雨は明るい…

 

 

なんとなく、私の発想の流れが伝わっただろうか。

 

 

天気雨とか虹とか、あるいは霧とか、その時の気象条件が整わないと撮影できないものは、私自身のスケジュールやコンディションともタイミングが合わなければ撮影できない。

 

その時その瞬間その場所にいるかどうか…そしてその場所が撮影に適した場所であるか…考えてみればけっこう難しいものである。

 

 

とはいえ、それは意識しているかいないかでも大きく変わっていくようにも思う。少なくともチャンスをうかがっていなければ、そのチャンスを掴むことはできない。

 

 

そんなわけで、これからはもう少し、撮影機会というものを意識してみようかと、そんなことを考えた雨の1日であった。

 

以上。

 

それでは皆さま、お疲れさまでした!