高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

スーツ

昨日、久しぶりにスーツを買った。

 

先日よりお話ししている結婚式の二次会での撮影がいよいよ本格的に始まろうとしているのだ。

 

賢いスーツの買い方―一流の男だけが知っている

賢いスーツの買い方―一流の男だけが知っている

 

 

前から持っていたスーツは、実は20年近く前に購入したもので、しかも途中でブライダルの撮影などで使っていたらすっかりボロボロな感じになってしまった。ボロボロなだけならまだしも、気づかないうちにズボンのファスナーが下がってしまう…って、これだいぶ致命的じゃない?

 

変な理由でクレームが入っても困るしさすがに新調しよう、ということで買ってきた。

 

 

男の嗜み 「野暮な人」といわれていないか

男の嗜み 「野暮な人」といわれていないか

 

 

もともと、プライベートでのファッションとしてしかスーツを着ない私にとって、今回のように完全にお仕事着としてスーツを買うのは初めてのことだ。急にケチくさくなった。

 

 

そもそも、結婚式やその二次会の撮影に於けるカメラマンの服装というのは、その他のカメラマンのお仕事とはだいぶ違ってくる。スゲーきちんとした格好が求められる。

 

とはいえカメラマンの動きそのものは、めちゃくちゃ動く。しゃがむし走るし、時には腹這いにだってなる。

 

にもかかわらず、フォーマルなのだ。

 

 

これ、もう少し寛大なキモチになってもらえないだろうか?

 

 

たしかに、ハレの舞台に無粋な汚ならしい装いの男が紛れ込んだのでは申し訳ない。半袖半ズボンとかは言語道断だ。

 

しかし、ね。

 

ヘタしたら「親戚のオジサマですか?」ってぐらいにめかしこんでカメラを構える必要はないのではないだろうか?

 

 

せめてここ、依頼をしてくれる新郎新婦に選択してもらう、というぐらいの項目は用意してほしい。

 

当日のカメラマンの服装

 

①フォーマルな服装を望む

②カジュアルでかまわない

 

とか。

 

 

まだ当分は委託契約で引き受けるが、そのうち自分で個人的に仕事をもらったら訊いてみたい項目だ。たまに雑誌とかで話題になる「デニム挙式」みたいな、今どきそんなジーパン好きなカップルなんていないだろうに、とか思いつつも期待できるかもしれない。

 

 

 

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まぁ、いずれにしてもすでに新しいスーツは購入しているのだ。今回はストレッチの利いたスーツを選んだ。その効果を試してみようと思う。