千と千尋の神隠し
ずいぶんと昔から、うちの奥さまは千尋に似ているらしい、という話を聞いてきた。
で、昨日の夜はテレビで『千と千尋の神隠し』をやっていたので、心して覗いてみた。
うん、なんとなく似ているような気もする。
妙に子どものころの奥さまを想像して笑ってしまった。
奥さま的には「喜んでいいのか分からない」とのことだが、あの愛されキャラとか、けっこう共通点が多い。
それにしても、やっぱり流石のジブリ作品。毎年のようにテレビで放映するから『千と千尋~』も何度も観ているはずだが、そのたびに引き込まれる。
建物の周囲が海になって、その内部のドタバタと外の世界の静寂との対比が印象的。水面下に敷かれた線路を走る列車とか、その風景とか、ホント凄い。ちょっと秘境駅とか、行きたくなる。
たぶん、どっかの秘境駅をおりて山道を歩いた先に、千尋が迷い込んだような別世界の扉が開いているはずだ。
そんなことを本気で思わせてしまうことこそが、ジブリ作品のチカラだと思う。
ちょっと、ほんとに遊びに行きたくなってきた。