高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

ルパン三世

今朝、漫画家のモンキー・パンチ氏が亡くなったとのニュースを見た。81歳。肺炎とのこと。

 

モンキー・パンチ氏といえばやはりルパン三世。子どもの頃からずっと、大好きなキャラクターだった。

 

実をいえば、わたしが初めて買ってもらった漫画本はルパン三世だった。テレビアニメとちがって子どもが読むにはやや刺激的な描写もあったりしたが、独特の画風に強く惹かれたことを今でも記憶している。

 

 

 

とはいえ、やはり馴染み深いのはテレビアニメや劇場版でのルパンだろう。

カリオストロの城」で囚われの姫にマジックを披露しながら1輪の花をプレゼントする場面には本気で憧れた。将来、あんな男になりたい…なんてことを考えたりしたものだ。まぁ、不器用すぎてマジックがまるで出来ないのだが…。

 

ルパン三世 カリオストロの城
 

 

ところで、皆それぞれに好きなキャラクターというのがあると思うが、私はだんぜん次元大介好きだ。寡黙で独自の美学があり、だけどちょっと不器用で…好きな要素満載。

 

この前イタリアを舞台にしたシリーズの中で、次元がルパンの真似をして女性に花をプレゼントしようとした場面があった。「やっぱりあいつみたいには行かねぇや」とか言いながら失敗したのには共感を持って笑えた。

 

 

そんな、いくつものエピソードが子どもの頃からの思い出としてたくさんある。

 

くしくも昨日、フランスを代表するノートルダム大聖堂で火災が発生した。かの地と縁の深いルパン三世の作者が翌日に亡くなられたことに、運命じみたものを感じなくもない。

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

ルパン三世 PARTIV 原画集

ルパン三世 PARTIV 原画集