増上寺
いったい東京タワーに行ったついでに幾つの寄り道をしたんだか、というぐらいここ最近のネタは都内をうろついた際の記録めいているが、今日もそんな中のひとつである。
増上寺。
東京タワーにも近い大門駅、芝公園駅、御成門駅あたりから徒歩で5分前後という立地にある寺。というか、歴史的には寺の方が遥かに先に存在している。何しろ今から600年近く前に建てられたそうだから。徳川家とゆかりのある由緒正しい寺だ。
私は知らなかったが。
何しろデカイ。立派。なんかスゴそうだから寄ってみよう。と、そんなノリで足を踏み入れたわけだが、中は本当にスゴかった。
もっとも、何がスゴかったのかと訊かれても「なんかスゴかった」としか言いようがない。重厚感っていうのか、荘厳な雰囲気っていうのか、まぁ要するにスゴい場所が持つ空気感を、その寺もキチンと持っていたってこと。
週刊 仏教新発見 29 寛永寺・増上寺 徳川家の菩提寺ながら異なる成り立ち(朝日ビジュアルシリーズ)
- 作者: 作成者
- 出版社/メーカー: 朝日新聞
- 発売日: 2008
- メディア: 雑誌
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
日比谷通りから三解脱門っていう門をくぐって最初に見えるのは、ドデカイ大殿とうしろに聳え立つ東京タワー。両者はそこそこの距離はあるのだが、何しろどちらもデカイ。圧巻の眺めである。
当日はカメラは持参していなかったので、今度は撮影のためだけに訪ねたいと思う。
しかしね、せっかく撮影するならうしろの東京タワーはライトアップされた状態のモノを撮影したい。なんて考えたのが、コトをややこしくした。
増上寺の参拝時間は夕方の5時まで。そして現在の東京タワーのライトアップ開始時刻は夕方の5時から…。なんとまぁ、撮影できない。
では、東京タワーは明け方まで点灯しているらしいので早朝を狙ってみようか。
増上寺の門が開くのは朝6時。今の時期なら6時半ぐらいまでは夜の気配を残している。これなら撮影できる。と、思って私の自宅から現地までの電車のルートを確認してみた。
で、朝5時前の始発で6時に御成門着というルートがあった。はやい…。
そんなわけで今朝は4時起き。
おっと…。
はい、つい先日に行ったばかりの東京タワーおよび増上寺、今朝ふたたび行ってまいりました。
まぁ、写真を撮る人間の基本として「その瞬間その場所にいること」が大事だからね。
なるべくフットワークは軽くいたいものである。
とりあえず、フツーに見学して回るだけでも楽しめる。東京観光を計画中の方は、ご参考までに。
それでは、また。