再会
この前の土曜日、ふたりの旧友と再会した。
ふたりとも、つい先日までアメリカに暮らしていた。ひとりは完全帰国。ひとりは一時帰国だ。
ひとりは6歳年上で、しかし出逢った日から尊敬すべき呑み仲間となった男性。こちらが完全帰国。
ひとりはぐっと年下だが、以前、私の朗読イベントで協力いただいていたフルート奏者の女性。こちらが一時帰国だ。
で、彼女の一時帰国にともなうライブに、帰国したばかりの呑み友だちと遊びに行ってきたわけだ。
ふたりとも、それぞれに刺激を与えてくれる存在だ。ふたりを見ていると、世の中ちゃんと生きているヒトっているんだなぁと、いつも思う。
どうもね、自分が世捨て人のような感覚でいることが多いせいか、毎回スゴいなぁと素直に感心してしまう。ふたりとも、ほんとアグレッシブ。
彼はこの春で会社を辞めて北海道に渡るという。興味を持つ範囲を決めつつも、敢えて「細かな設定や展望は決めずに動いてみる」…そんな発想と積極性に、いつもながら「流石だなぁ」と…。
そしてもうひとり、彼女の方は、朗読イベントの時とは違う1面を見せていただいた。これまでにも2回ほどライブを拝見させてもらったが、今回ほど「スゴくなったなぁ」と思ったのは初めてだ。
「本場」という言葉は今の時代たいした意味を持たないと思っていたが、やはり「本場」でチカラをつけてきたという自信が感じられて、向こうでがんばって良かったね、と思わずにはいられなかった。
ふだん、あまりひとから刺激を受けることの少ない私にとって、ふたりとも大切な存在だと、改めて感じた夜であった。
…最近、私まじめな感じね。
いや、そんなこともないか。
あ、ひとつ心残りがあるとすれば、このライブ会場となったお店、フレンチビストロ的な感じだったが、おそらくそうとう料理が美味いお店とお見受けした。
が、今月のワタシ、お金ない…。
友人とふたり、サラミの盛り合わせ。
申し訳ない。今度、お金を拾ったらちゃんと食べに行きます!
ということで、はい、それではまた明日。