高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

改めて、「えんとつ町のプペル」

昨日、横浜のアソビルにて「えんとつ町のプペル」の世界をVRで体験した。

と、ほんの少しだけ書き込んでおいたが、ほんの少ししか書き込めなかったので、今日は改めて「えんとつ町のプペル」について。

 

えんとつ町のプペル

えんとつ町のプペル

 

 

VR自体とても楽しめたのだが、私がその作品を知らなかったこともあり、知ってたらもっと楽しめたかなぁ、との思いがあった。

 

で、ちょっと調べてみた。

 

大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野)|新R25 - 20代ビジネスパーソンのバイブル

 

 

こちらのサイトで、無料で物語を読むことができる。作者自身が「物語を多くの方に知ってもらいたい」との思いからサイトで紹介しているらしい。

絵本という媒体でありながら、文章だけで物語を紹介できる、というだけでも、物語そのものに対する自信もあるのだろうと思う。

 

感想としては、非常によく作られた物語ではないだろうか。とても細部まで考えられている印象。Amazonのレビューとかを覗いてみると、なんだか彼の経歴が邪魔してしまっているようで、素直に作品を評価していない方々もいるようだが、単純に物語としていい作品だと思う。

普遍性のある物語、という点も、おそらくどこかで読んだことのある話、という印象を受けてしまうのかもしれない。

 

それでも、私個人としては充分に楽しめた。

 

 

 

 

逆に作品を知った後だと、昨日のアソビルでのVRは、ずいぶんと物語をすっ飛ばしてしまっているのだと知った。

 

これからアソビルに行こうと思っている方がいらっしゃるなら、ぜひ作品を読んでから体験することをオススメしたい。その方が、たぶん何倍も楽しめると思うから。

 

 

ついでに、文章以外は完全に専門外だが、輝くような色彩にも惹かれた。そのうち私も絵本を購入したいと思う。