高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

今年を振り返って。

 いつの間にか、こちらのブログを始めて2ヶ月が経っていた。

今日で70日目となるそうだ。早いものである。

 

最初の方の投稿を見返してみると、妙に丁寧な言葉づかいをしていてキモチがわるい。

 

いったいいつから語り口が変わってきたのやら…。

 

今のところ1日も欠かすことなく投稿を続けている。

我ながら、さすがの文章出力である。

 

 

そうそう、今さらだが一応お知らせしておくと、私はAmazonのアソシエイトとiTunseのアフィリエイトを利用している。

正直、もうけが出ることは期待していない(出れば素直にうれしいが)。

あまり知られていないようなのだが、本やCDを写真に撮って載せることは、それ自体が著作権に引っかかる危険がある。たとえネガティブな内容でなかったとしても、勝手にそれを画像として貼りつけるのは、本来イケナイことなのだ。

で、それを回避するためにはAmazonが最適だった。

何しろほとんどの商品がそろっているから。

 

iTunesに関しては、視聴していただければハナシの内容が伝わりやすいから。

 

YouTubeを持ってくるのも同じだ。動画で見ていただいた方が伝えやすいと判断した時に利用している。

 

Googleさんのアドセンスを利用するようになったら、「コイツ金が欲しいんだな」と思ってどんどんクリックしていただければいいが、現在のところ予定はない。

というか、あれって最初の数ヶ月で登録できるのもなのか? よく分からない。

よく分からないままに初日に申請して跳ね返された。なにやら宣伝してあげると言っているのに、注文の多い連中。という印象が強い。なんて文句を書いたら、今度お願いした時また跳ね返されてしまうのだろうか…。

先に謝っておく。ごめんなさい。

 

 

それはともかくとして。

いま、「こいつ『注文の多い料理店』の話をするだろう」と思った方、

だいぶ私のブログを読みなれていらっしゃる。

 

 

版画絵本宮沢賢治 注文の多い料理店

版画絵本宮沢賢治 注文の多い料理店

 
注文の多い料理店-宮沢賢治童話集1-(新装版) (講談社青い鳥文庫)

注文の多い料理店-宮沢賢治童話集1-(新装版) (講談社青い鳥文庫)

 

 

注文の多い料理店

宮沢賢治氏の作品の中ではイチバン好きかもしれない。童話的なユーモアと裏に隠されたブラックな雰囲気が、グリム童話にも通じる完成度の高さを感じさせる。

 

 

というわけで、いつものように脱線したが、たんに自分の知っていることを書いているだけだ。たいした意味はない。

 

 

そういえば、人間は自分の耳で聞き取れない言葉は発音できないそうだ。

 

思えば今年は6月に新婚旅行でクロアチアに行った。久々の海外旅行であり、初の欧州への旅は緊張もしたが、こちらの想像を遥かに越えるうつくしい景色には、また行ってみたいと思わせる強い魅力があった。

次回の遠征までに、私の耳がクロアチア語を聞き取れるようになることを祈る。

 

この1年を振り返ると、ちょうどこの旅行が境目となっている。

前半はこれまでの活動の区切りであり、後半は新しい動きの始まりとなった。

 

今年の6月で、これまで7年にわたって続けてきた朗読イベントを終了した。偶数月の第1日曜の夜、自作の掌編を朗読するこのイベントは、私にとって非常に得るものの多いイベントだった。まだ続けることはできたかも知れないが、いったん休止することでまた何か新しいイベントとして復活できればいいと思う。

 

そして後半は、ずいぶんとこれまでとは違う動きをした。

9月の半ばから10月の後半にかけて、noteでの長篇の連載を行った。

「ある瓦斯灯の上で君を想い唄う」。

note.mu

思いのほか大勢の方々に読んでいただけて非常にありがたかった。

もともと編集の方からも高い評価をいただいていた作品を、無料で公開してしまうことにそれなりのためらいはあった。それでも私の今後の活動の軸になるものとして、今では公開してよかったと思っている。

 

そしてその連載が終わるに際して、そのまま何もしなければフェードアウトするだけだろう、ということから始めたのがhatenaでのブログだった。

これもまた、以前はまったくやる予定のない動きだった。物語を書くことで表現として完結していると思っていた私が「自分のプライベートを発信する意味」、それがよく分からなかったのだ。

それでも、こちらも徐々にではあるが読んでくださる方もいて、そんな方々がいるからこそ、また別の新しい動きに繋がっていくのだと思うようになった。

 

何はともあれ、今年は色々な出逢いと経験の多い1年であった。

来年は、この動きがより大きなスケールで広がって行くことを願う。

 

 

エラく真面目に終わった。

まぁ、それもまたヨシしよう。

 

それでは皆さん、よいお年を。

また来年もよろしくお願いいたします。