パナソニック汐留ミュージアム
こんにちは。サテサテ、このブログでは内容にこだわらない、ということで投稿をスタートさせましたが、いざ書こうとするといったい何を書いていいものやら。ご挨拶とか告知とか、妙に堅苦しくなるし。
で、けっきょく…
私の好きな画家、ジョルジュ・ルオーの作品が充実している美術館です。
ええ、実は私、小説よりも絵画からの影響をたくさん受けています。
今回は「開館15周年特別展」と銘打ってルオーの作品ばかりを並べた企画展。正直よく15年も続いているな、というぐらいのマイナーな美術館ですが、個人的にはブリヂストン美術館の次に好きな場所です。
全体的に暗い雰囲気の絵が多いルオーの作品は、しかしその内側から仄かに光を発するような色彩が魅力的です。なんでも14歳でステンドグラス職人のもとに弟子入りしていたとか。太い輪郭線とか、色ガラス越しに射すような光の柔らかさとか、確かに何らかの影響を受けているみたいですね。
この日も私は2時間近くを費やして、時に展示室と展示室の間を行ったり来たり、時にひとつの作品の前でボーっと居座る、という感じで長々と楽しんできました。
季節も本格的な秋を迎えています。週末、たまには美術館にでも、という方にオススメします。