高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

最近の悩み事

昔から、こだわりのあるモノに惹かれます。売れ行き度外視としか思えないような、共感してくれるヒトなんているんだろうか、というような。

 

イヴァン・ペリコリさんとブノワ・アスティエ・

ド・ヴィラットさん(まったく覚えられない)によるパリのガイドブック、「私のパリ生活」。

 

歯医者さんとか鍼灸師さんとか、ふつうのガイドブックには載ってないような、というか載せてもしょうがないんでしょうが、そんな情報も満載、というのもスゴいんですが、この本の何がスゴいって、全編活版印刷! というトンデモナイこだわり。あの、文字を組んでプレス機で押しつけて印刷するヤツです。原著だけならいざ知らず日本語版も同じく、しかも背表紙以外の截断面はすべて金箔仕様! そして値段は8000円越え!

 

いやはや、誰が買うんだコレ?

 

なんて思いつつ…欲しい(笑)!

 

パリなんて行ったことないし、これから先も今のところ行く予定はないけど、この手のディープなモノからあれこれ想像を膨らませるのは大好きだし、そして何より、やっぱりほとんど誰も共感しないだろうそのこだわりに惹かれます。

 

あぁ、欲しいなぁ…でも高いよなぁ…でも欲しいなぁ…でも要らないよなぁ…と、ハイ、これが最近の悩み事。というかもう3ヶ月以上…スミマセン、くだらない悩みで。

 

でも、こんなガイドブックみたいな仕様で、架空の都市のことが書かれた小説とか、あったら面白いと思いませんか?

 

その参考として…あぁ、やっぱり欲しい!

 

MA VIE A PARIS 「私のパリ生活」

MA VIE A PARIS 「私のパリ生活」

  • 作者: ブノワ・アスティエ・ド・ヴィラット,イヴァン・ペリコリ,ヴィクトール・ルイ
  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2017/06/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る