高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

商品撮影

今日、先日に少しだけ話題にしていた商品撮影をした。

お預かりしている商品を部屋で撮影。

これ、けっこうタイヘン・・・

 

まず、部屋のお片付けから。

リビングのテーブルとイスを隅に寄せて、これまでスタジオで使っていた背景布を広げる。真上からの俯瞰だけなら普通に敷くだけでいいのだが、バッグや靴があるので、寄せていた椅子の背もたれをスタンド代わりにしつつ、布をクリップで留める。

更にモノブロックのストロボを1灯、天井バウンスで設置。

もうすでに部屋が暑い。すでにくたびれた。

 

そこから撮影に入る。

 

バッグがね、思ったよりも面倒くさかった。

外観だけの撮影ならばたいしたことはないのだが、内側の撮影って、どうやるんだろう? 片手で口の部分を広げていないと撮れない。かといって、広げておくべき手がフレーム内に入ってしまい、邪魔。

割り箸を引っ張り出して口を固定。何とか撮れるものの、ストロボの光をきれいに内部まで届かせるすべがない。窓辺の自然光で撮影。この時点でカメラ2台使いだ。

けっこうな手間・・・

 

品数がね、かなり多い。

そこまで1点に時間をかけていられない。

けっきょくそこそこって感じの撮影になってしまう。

ちょっと納得いかないものの、まぁ仕方がない。

 

どんどん進める。

 

次に面倒だったのは、やはり衣類だ。

床に広げるだけだとどうしても伝わりにくい。部屋を移動。寝室にピクチャーレールがあるので、そこにハンガーをぶら下げて撮影。

モノブロックストロボ、もう1灯登場。おいおい、手間がかかりすぎだろう・・・

 

もう汗だく。

疲れた。

 

段々いい加減になっていく撮影・・・

 

最後に、お仕事とは別に以前にスタジオから引き上げてきたCDプレイヤーを撮影。

ちょっと部屋の隅を陣取ったまま使う予定もなかったので、メルカリさんで売りに出そうかな、と。

こちらはそれなりに納得の仕上がり。すぐに出品。

ありがたいことに、すぐに購入いただいた。

 

商品撮影って、これまでも何度かご依頼いただいているけど、人物撮影ほど本格的って感じではなかった。今日はなかなか新鮮な体験。今後、慣れていけばもっといい撮影ができると思う。ちょっと楽しみではあるがちょっとくたびれるなぁ、と、暗澹。

 

ま、何事も慣れ。しかも自分のペースで撮影できるので、時間の空いている時にでも楽しみます。

 

それでは皆さま、お疲れ様でした!