高北謙一郎の「物語の種」

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多摩湖(周辺)新緑撮影



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見るからに空気がよさそうだが、こちらは昨日おとずれた多摩湖を取り囲む森林だ。

 



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昨日の撮影、ロケハンの際は正直、途方に暮れた。

撮れる場所が、あまりにも少なかった。

湖の見える場所は、かなり限られていた。しかしその場所には大勢のひとびとがひっきりなしに往来しているため、まったく撮影には適していなかった。湖の畔に降り立つことの出来る場所はなく、それどころか常に高いフェンスに覆われていて、その他の場所も撮影には適さない。

 

この時点で、湖の見える景色を狙った撮影は却下となった。

 


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そんなわけで、撮影は周辺の森林地帯に。

小さな池があり、そこに引き寄せられるように歩いていった。森林地帯も、敷地のほとんどは大勢のひとびとによって埋め尽くされている。私が撮影できたのは本当に限られた場所でのものだ。

 


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それでも、やはり広大な森林地帯は魅力的だった。

 

昨日の撮影は、クリップオンストロボを使いながらの撮影。新緑の撮影は、モデルさんへの色かぶりの補正の調整がキモみたいなところがあるが、レフ板と違ってストロボだと、その光量の違いによって写真の雰囲気も変わってくる。

 


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少し強めに当てると、背景となる緑とは切り離された印象になる。

 


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うっすらと当てれば、新緑に溶け込むように。

 

どちらが正しいというわけではなく、それぞれに良さがあり、撮影する側の意図によって変えていけばいい。

 


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いつもながらモデルの「こんの」さんにはお世話になりました。初対面のモデルさんを撮らせていただくのも楽しいが、やはり馴染みのモデルさんならではの安心感と意思の疎通は、撮影そのものをだいぶ助けてくれる。ありがとうございました。

 

 

そんな感じ。

何はともあれ、いい撮影が出来た1日でしたとさ。

おしまい。

 

それでは皆さま、お疲れさまでした!