高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

成人式前撮りについて

そういえば昨夜、おどろくべき事件があった。

10月のブログでも話題にしたのだが、「モデルの子が音信不通になってスケジュールの調整ができなくなる」的な話だった。

 

その子とメッセージのやり取りをしていたのは10月の10日、11日あたりのこと。「空いている日を教えて」と私。

「19日なら」とモデルさん。

「では19日の13時で大丈夫ですか?」と私。

 

そこから一切の音信が途絶えた。

 

その後、3日後ぐらいに再度私のほうから確認の連絡を入れたのだが、やはり音信不通。そして結局、19日はスタジオにもモデルさんは来なかった。

 

この時点で充分こまった話なのだが、なんと昨夜、いきなり連絡が。

「19日、大丈夫です!」と・・・

 

 

おいおい・・・

 

おいおいおい、ダメだろそれ!

 

 

今月の19日はすでに埋まっている。そもそも10月のやり取りの中で11月、なんて言葉は一切出てきていない。なにを言ってるんだ、この子?

 

すぐにメッセージにて「それは10月の話であり11月は空いておりません」と伝えた。しかし、もうその子が私のメッセージを見てくれるのかどうか、まったく分からない・・・

 

え、いったいどこまで迷惑かけるの、この子?

 

このモデルさんとはいわゆる「カメラマンとモデルをつなぐマッチングサイト」でのやり取りだったため、私もそれ以上の連絡手段がない。しかたがないから運営事務所にも連絡して「これこれそんなわけだから確実に伝えてほしい」との旨お伝えしなければならない事態に。

 

なんだろう、この子? もうかかわりたくない・・・

 

 

 

はい、前置きが長くなった。

先日の成人式の前撮りについてのお話を、本当はしたかったのだ。

 

これまでにも、何人かスタジオにお越しくださったお客さんを撮影したことはあったのだが、振袖についての知識がそこまで充分にあるわけでもなく、今回のような本格的な着付けなどを行っている美容室での撮影は初めてだった。

 

着物の見え方や姿勢について、ずいぶんと細かくこだわりがあって、何やら勉強になった。モデルさんというか、成人になったばかりの女の子にそこまでやってしまったら、もうくたびれてしまうだろう、とかもちょっと思ったけど、それはそれ、ふだん私が意識していることとはまた別の感覚だ。不思議な感じ・・・

 

たしかに、どんな衣装にだってイチバン綺麗に見える角度や見せ方というものはある。私の撮影だと、ふだんはどうしても表情優先だからそんなことを細かく指定していたらモデルさんの表情は曇るばかりなのだが、それをもっとスムーズに、スマートに伝えることができたら良いな、とは思った。

 

うん、次回の撮影でちょっとマネしてみようかな、というぐらいには感銘を受けた。

 

 

 

何はともあれ、まずは厄介なモデルさんとの問題を片づけたい。

どうなることやら・・・

 

 

それでは皆さま、お疲れさまでした!