高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

姿勢

重たい撮影機材を持ち運んでいると、いつの間にかに姿勢が良くなっていることに気がついた。どうしても、体の芯の部分で支えないと重たすぎて疲れてしまうのだ。

 

いま、私はカメラ2台、ストロボ2台、レンズ3本、ノートパソコンを持ち歩いている。カメラバッグはショルダータイプのものだ。

 

ヘンに傾いて持っていると物凄く重たいのだが、不思議と重量を感じないポイントみたいなものがある。

 

そんなワザを知らぬ間に身に付けたことに感慨を覚えつつ、駅のホームを歩いていた。

 

なんか、周りを見て思ったのだが、さいきん颯爽と歩いているひとって見かけないよね。

 

きれいな歩き方だなぁ、なんて思うひと、まったく見なくなった。

 

歩き方からして知性や教養を感じるひとというのが、むかしはもう少しいたように思う。

 

その歩いている姿を自然と目で追ってしまうような…。

 

歩き方、大事だと思うよ、ホント。

 

 

そういえばもう随分とお会いしていないが、知り合いの女性が『歩き方教室』みたいなものを六本木のほうでやっていた。

 

『お嬢様の嗜み』みたいな教室の、そのひとつとしての『歩き方教室』だ。

 

そう、歩くとは嗜みなのである。

 

 

…なんか長々と力説しているな、ワタシ。

 

 

まぁいつものように目の前でケータイ見ながらチンタラ歩いている青年に腹をたてているのでこんなことを書いているわけだが、やはり歩き方には『カッコいい歩き方』と『みっともない歩き方』というのがある、ということをもう少し意識してもらえる環境があると良いのにな、と思う。

 

うちのスタジオで『歩き方教室』、開催しようかなぁ…と、そんなことを考えた今日1日であった。