高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

ハロウィンナイト

f:id:takatakakenn:20191005145645j:plain

いつものスタジオ photo by takakita

さて、いきなり普段のスタジオの写真を載せてしまったが、今夜はこれからハロウィンイベントだ。ということで、日中の私はひたすら風船を膨らませていた。

 

f:id:takatakakenn:20191031162107j:plain

風船100個の眺め photo by takakita

 

当然のことながら風船を膨らませているのは機械であって私自身ではない。そんなことしたら私は今、ミイラのように干からびているはずだ。

とはいえ、この膨らませた風船を結ぶという作業がやっかいなのだ。すげー指先が痛くなる。

実をいうと十数年前、写真を始めたばかりのころ、私は何をトチ狂ったのか4000個の風船を膨らませたことがある。7つの場面を物語として描き、それぞれの場面をそれぞれの色の風船を膨らませて写真で表現しようと、そんなことを考えたのだ。

だからその時の体験で分かる。指が痛くなるのだということを。

で、今日は最初から指先にばんそうこうを貼って、更にその上から軍手までして作業を続けた。

 

f:id:takatakakenn:20191031162554j:plain

風船200個の眺め photo by takakita

 

それでもかなり痛い。指先は大丈夫なのだが、今度は風船を結ぶために手首やら何やらを酷使するらしく、だんだん手に力が入らなくなってしまうのだ。

200個を膨らませたころにはもう、ぜんぜん握力がなくなってしまった。

それでもまだ、膨らまさなければならない。何しろ300個と宣言してしまったのだから。

 

で、どうなったか。

 

出来た。

 

f:id:takatakakenn:20191031162925j:plain

風船300個の眺め photo by takakita

 

もはや外が薄暗くなり始めてる・・・。

 

いやはや、もうね、何もしたくない。

 

あとはお客さんに楽しんでもらうばかりである。

 

おかげさまでまったく何も予約がない、という状態にはならなかったので報われる。

そもそも、今年はこの写真が欲しかった、というのが狙いでもあった。これで来年以降は簡単に宣伝できるからだ。

 

とはいえ、本音で言えばもっと来てもらいたい。

 

まぁ、そればかりはもう、待つしかないのだけど。

 

何はともあれ、今夜は当日の予約も受け付けております。お近くのかたは是非!

 

photostudiolimitedtime.com