高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

ここのところ、関東でもずっと曇りか雨だ。

 

キチンとした傘が欲しい。

 

と、もう3年ぐらい前から言っている気がする。

 

別に何万円もするようなヤツである必要はない。ただ、ビニール傘から脱却したいと、そう思っている。

 

 

以前は、そこそこの傘を使っていた。しかしその傘が壊れてしまい、次なる傘を探している間に雨が降り、とりあえずという感じでビニール傘に手を出したら、そこから抜け出せなくなった。

 

だって、安いし気楽だし、撮影の時はストロボの光を拡散してくれるし…何かと便利だったりする。

 

じゃあそのまま使っていれば良いだろうと、そう思うかもしれない。

 

しかしね、これだけ誰もがビニール傘を持っている時代、多少なり区別のつくものが欲しいのだよ。

 

そういや、一時期エラく高級なビニール傘が話題になっていたことがあるが、いやいやそういう問題ではないのだ。

 

キチンと自分で選んだキチンとした傘。それが欲しい。

 

なかなかないんだよね、そういうの。

 

ちなみに、以前はMOMAのスカイアンブレラを使っていた。

 

傘と日傘専門店リーベン 長傘 外側ブラック、内側ブルー 60cm×8本骨 ジャンプ傘 青空 LIEBEN-0480

傘と日傘専門店リーベン 長傘 外側ブラック、内側ブルー 60cm×8本骨 ジャンプ傘 青空 LIEBEN-0480

 

 

わりと有名といえば有名だが、実際に持っているヒトはあんがい少ない。使い勝手も悪くない。多少、傘をさしていると自分の顔色が悪くなっているように思ったりもするが、なんとなく晴れた空を思い描きながら雨のなかを歩く、という行為そのものが楽しかった。

 

 

そういやむかし、ポートレート系の撮影の際、行きつけの飲み屋さんで忘れ物の傘を30本ぐらい借りて、土手でぜんぶ広げて撮影したことがある。あたり1面に傘の花が咲いた感じはなかなか壮観で、面白い企画だった。

 

あのころは、傘もまだバリエーションがあったように思う。ビニール傘、ほとんどなかったような…。

 

いつからこんなにビニール傘が増えたんだろう?

 

先日は時代の流れに迎合してツンツルてんのズボンを買ったが、ここは抗ってみようかな。

 

傘、キチンと探してみようと思う。