飲み会
そういや今年のGW中の飲み会は、けっきょく1回だけとなった。
ふだん中々お会いすることの出来ない方々と連絡が取れればお会いしたい、とはいつも思うのだが、これがけっこうムズカシイ。
連休は連休で、皆さん用事がある。
今年に関しては特にやっかいだった。私が食中毒で倒れたり、金欠状態で身動きがとれなかったりで、そもそも連絡の取りようがなかったりもした。
ある意味健康的ではあったものの、物足りなくもあった。
しかし、そんな飲み会ではあるが、実をいえば私は以前、飲み会というもの全般が苦手だった。お酒は大好きなのだが、みんなと集まって飲むのが苦手だったのだ。
だって、居酒屋ってうるさい。
度を越えたバカ笑いや大声での下品なハナシ…正直うんざり。
ここ何年も、若者たちの飲酒が減少していると聞くが、あれだけ大人たちが醜態を晒してしまっては無理もない、なんてことも思う。
別に気取って飲む必要はないが、もう少し「カッコよく飲む」意識はあっていいと思う。その「カッコよさ」を勘違いせずにキチンと体現できるかどうか…それはヒトそれぞれの問題かもしれないが。
飲み会とは「大人の社交場」である。
楽しい食事、楽しい会話、楽しいお酒…それにプラスして、何かしらの得るものがあるといいな。なんてことも思う。
知らないことを教えてもらえたり、これまで無頓着だったものに興味を持つことができたりしたら最高だ。
まぁ、そんなことは中々ないんだけどね。
それでも気がつけば、居酒屋にも慣れた。相変わらずバカ笑いもバカ騒ぎも好きにはなれないが、拒絶感は薄れた。
いやはや、私もオトナになったものだ。
で、そんな貴重な1回となったGW中の飲み会だが、ナント私と奥さま両家の両親を交えての飲み会だった。
幸いなことに、奥さまのご両親には親切にしていただいている。
奥さまも、私の両親と上手くつき合ってくれている。
さらにありがたいことには、奥さまのご両親はうちの両親とも話を合わせてくれる。
いやはや、ホント助かります。
それにしても、その時ふと思ったことがある。私がなぜ居酒屋に慣れてきたのか、バカ騒ぎが大丈夫になってきたのか…
うちの父親が、思いきり居酒屋ノリの大騒ぎ型ニンゲンだった!