高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

1日だけの断食

先日、断食についての記事を投稿し、そして昨日、食中毒になった。

 

というわけで、はからずも昨日は1日、断食することになった。

 

まぁ、脱水症状を防ぐためにひたすらポカリを飲んでたから、あまり断食した、という実感はないのだが。

 

実際、あまり空腹感はない。そもそも全身が痛くて動けなかったので、食べよう、という欲求すらわいてこなかった。いつの間にか熱まで38度を越えていたのだ、もはや完全な病人だったといえるだろう。

 

 

そんなこんなで、何も食べないままに翌日を迎えた。

 

 

月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!

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正直、たった1日では何の変化も感じられない。苦しんでいるだけでは、精神的な効能もない。1日分の食費が浮いた、という程度。

 

 

思うに、自宅でひとり断食道場を開催するには、少なくとも1日、ボーッと出来る環境が必要かもしれない。昨日は雨も降っていたし、ただぼんやり外を眺めるでもいいから、頭の中も空っぽに出来るような…。

 

と、ここまで考えてふと思った。

 

断食とは、お腹の中を空っぽにするものではなく、頭の中を空っぽなするものなり!

 

そんな悟りの境地ともいえる真実を知ってしまった1日であった。

 

 

で、けっきょく食中毒はどうなったのか?

 

朝、目覚めてみると熱は下がっていた。節々の痛みもない。どうやら峠は越えたらしい。こんなに早く快復するとは思わなかった。

 

完全な健康体であるならこのまま食べなくても大丈夫だろうが、完全な病み上がりの人間は、明らかに食べた方が良さそうだ。

 

ということで、今回の断食は1日で終了。

 

 

それにしても、いったい何だったのだろう?

 めちゃめちゃ苦しかったのだが。連日の撮影で歩きすぎたかな? ま、楽しいので止めはしないけど。

 

あぁ、おなか空いた。