高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

カメラ2台持ちの方へ

本当に珍しいことかも知れない。

 

おどろくなかれ、私が役に立つハナシをしようとしている。これまでまったく誰の役にも立たないハナシを垂れ流してきたこの私が、だ。

 

とはいえそれは、かなり限定的だ。

役に立つヒトは限られている。

当たり前だ。すべてのヒトビトに役立つ情報など、本来あるはずもない。

 

ということで…

 

ずばり、カメラを2台持ちで撮影している方のみに、役に立つ情報だ。

 

 

前にこのブログでも触れたことだが、以前、短期間ではあるがブライダルの撮影に携わったことがある。

自分のペースとは関係なく進行していく式の中でレンズ交換などしている余裕がないこと、万が一カメラがひとつ故障するなんてトラブルに見舞われてもなんとかしなければならないこと等の理由で、撮影はカメラ2台持ちが基本だった。

 

とはいえ、式場スタッフとゲストの皆さんでごった返す会場内でカメラを2台ぶら下げての撮影は、正直タイヘンだ。同業のカメラマンさんを見ると、だいたい両肩に1台ずつぶら下げている。これだとどうしてもカメラがぶらぶら揺れてしまって、テーブルの料理やグラスにぶつかるのではないかと気が気じゃない。料理やグラスならまだしも、ヘタをすればゲストのお子さんの頭とかにぶつかる可能性も。

 

なんで言葉ヅカイがビミョーに丁寧なんだろう? とかどうでもいいことは置いといて、とにかくそんな中で、私が見つけた優れモノが、こちら。

 

 

・・・おっと。

 

おやおや、珍しいことはしない方がいい。

画像がないではないか。

 

仕方がないので似た形状、というかもう少しゴージャス版を貼っておく。

 

 

 

ようするに、腰にぶら下げるタイプだ。

私はメインの1台は普通に首からぶら下げ、もう1台のサブ機を腰にぶら下げていた。

 

ぶら下げ方としては簡単で、ホルスター自体にベルトに通すスリットがあり、そこにベルトを通して固定する。そのホルスターにカメラを引っ掛けるわけだ。

引っ掛け方としては、カメラの下部にある三脚穴に付属のネジを締め付ける。ネジの頭部分が球状になっており、それをホルスターの溝に引っ掛ける。そんな感じだ。

おそらくこれは私がミラーレス一眼という、比較的軽量のカメラを使っているがゆえに可能だった、ともいえるかもしれない。

フルサイズでバッテリーグリップ、ストロボをつけた一眼レフとなると、おそらく下に貼りつけたゴージャス版でなければ対応できないかも。

 

それでも検討してみる価値はあると思う。機動性がまるで違う。そして何より、肩が凝らない。両肩に重量のあるカメラを長時間ぶら下げていると、どうしても肩が痛くなってくる。それが軽減される。

 

 

別に結婚式の撮影に限った話ではない。屋外での撮影に際しては、2台持ちならこれが最もカンタンだ。正直これに慣れちまうと撮影中のレンズ交換が面倒くさくて仕方がない。

 

 

もうね、たぶん他にオススメするような撮影グッズなんて持ってない。

 

だから本当に貴重なオススメ商品としてご紹介しておく。