高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

クリスマス!

さて、本来ならば今日がクリスマス本番、ということになる。

 

しかし、なぜだかイブの日まで限定で連呼される「Merry」がアタマになくなると、タイヘン語呂が悪い日でもある。

 

ただ「クリスマス!」と叫ぶ場合、どこにアクセントを持ってきて、どんなニュアンスで口にすればよいものやら、非常に戸惑ってしまう。

 

おそらく日本でクリスマスが24日をもってほぼ終わり、みたいな雰囲気になるのは、そこいらへんが問題なのではないか。

と、密かに考えてはいるが、別にどうでもいいって言えばどうでもいいんで黙っておく。

 

 

というか、そもそも「Merry」は「陽気な」とか「楽しい」とか、そんな意味だったはず。要するに「楽しいクリスマスを!」というだけなのだから、別に25日にそれを言っても問題はない。と、どこかで聞いた覚えがある。

 

だいたい、ただ「クリスマス!」と叫んでも、「あぁそうですね」と言われるだけだ。

単語なんだから当たり前だ。

 

 

 

ハイ、それはともかくとして、

かくいう我が家でも、ほぼ昨日でイベントは終わった感じ。

 

昨夜は、以前に奥さまと私が結婚式を挙げた会場で、クリスマスディナーなるイベントがあったので、そちらにお邪魔していた。

 

レストラン等で挙式を行った方々は、わりと日常的に思い出の場所に行けると思うが、会場があくまでも結婚式場として運営している場合、なかなか足を運ぶ機会がない。

この手の企画をしてもらえたのは、当事者としてはとてもありがたい。

 

 

披露宴会場にて、円卓を囲んで4組、15卓。それなりの人数が集まった。我々のテーブルも8名が席に着いた。

 

サテ、こういった場所で初対面の男女が4組。あんがいムズカシイものである。当然お互いの顔も名前も分からない。

場合によってはテンでバラバラなまま、ふたりだけで会話を楽しんで終わり、ということにもなりかねない。

それはそれで悪くはないのだが、せっかくなので出来れば和気あいあい、会話が弾む方がありがたい。

なにしろ同じ会場で式を挙げたひとたちとお話できるのは、めったにない機会だから。

 

と、平気でそんなことを書いている私だが、実を言えばそこまで社交的ではない。むしろ、以前はかたくなに口を閉ざしている方が多かった。ここ数年でようやく会話を楽しむ余裕が出てきた、という程度だ。

 

よって、自力ではどうすることもできず、テーブルを囲む他のメンバーに左右される場合も多々ある。

 

昨夜は助かった。私の左隣に座ったご夫妻が、とても感じのいい方たちだった。

加えて、私の奥さまはカンペキな社交性を持つ。ホントいつも感心してしまうのだが、よくあんなに話すことを思いつけるものだ。スバラシイ。

 

おかげで他の2組のご夫妻もなんとか会話に巻き込むことが出来た。楽しい夜であった。

 

 

ところでハナシは変わるが、昨夜ご一緒した方から、「指揮者とか、やってます?」と質問された。

 

私の奥さまがピアノを弾いている、との流れからだったのだが、「指揮者」と訊かれたのは初めてだ。

 

思えばここ半年、髪を切っていない。

もともと強めのクセっ毛なんで、現在はボッサボサ。常軌を逸してくると、どうやらひとは私をゲージュツ家とみてくれるらしい。

ちなみに、これまで私は「画家」か「役者」と間違われることが多かった。

まぁいずれにせよ、どこかイカガワシイ雰囲気でも持ち合わせているのだろう。

とはいえ「指揮者」は…ちょっとタダ者ではない感じがカッコいいではないか! なんて、勝手に喜んでいる。

 

もうしばらく髪の毛は放置してみようと思う。

 

追伸・ぜんぜんカンケーないが、私はこれまでクリスマスツリーといったものを買ったことがない。あれ、使用後はどうしているのだろう? ちょっとだけ、気になった。ちょっとだけど。